ノートパソコンの電源が入らないと、仕事や日常の作業に大きな影響を与えます。電源ボタンを押しても何も反応しない、ランプは点灯するが画面が映らない、起動途中で止まるなど、さまざまな症状が考えられます。

この記事では、ノートパソコンの電源がつかない原因と対処法について詳しく解説します。順番に確認し、適切な対処法を試してみましょう。

もし、大切なデータが取り出せなくなった場合でも、初期診断・相談・見積もりは無料なので、デジタルデータリカバリーにご相談ください。

ノートパソコンの電源がつかない主な症状

ノートパソコンの電源がつかない際の主な症状は次の通りです。

このような症状が発生する場合、適切な対処をしないとPCが完全に動作しなくなる可能性があります。

問題の原因を正確に把握し、適切な対応を行うことが重要です。

当社では相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。ぜひ気軽にご相談ください。

【必見】対処が難しい物理障害とは

ノートパソコンが起動しない原因として、まず懸念すべきなのが、「物理障害」です。物理障害とは以下を指します。

• 落下などの衝撃(部品破損)
• パソコンに水をこぼした(水没)
• 電源のつけっぱなしや高負荷な処理による過熱(熱暴走)
• 経年劣化によるパソコンの寿命(~5年程度)

物理障害が発生すると、ソフトウェアツールや再起動などを試しても効果がなく、むしろ損傷が拡大することもあります。

物理障害からの復旧には専門的な知識と特殊な設備が必要なため、原則自力での対応は不可能です。ノートパソコンを起動させるためには、専門家に対処してもらう必要があります。

デジタルデータリカバリーは、国内最大級のデータ復旧ラボを有しており、通常の物理障害の復旧だけでなく、他社で復旧できないほど難易度の高い機器のご相談を7,300件以上（算出期間：2016年6月1日～）いただいております。お困りの際は是非ご相談ください。

ノートパソコンの電源がつかない主な原因

ノートパソコンの電源がつかない場合、以下のような原因が考えられます。

電源供給の問題

電源アダプターやバッテリーの不具合があると、ノートパソコンは起動しません。

バッテリーの不具合

バッテリーが劣化している場合、ACアダプターのみで起動するか確認しましょう。

放電不足（帯電による影響）

帯電が原因で電源が入らないことがあります。放電処理を行いましょう。

ハードウェアの故障

HDDが物理的に故障することで正常に認識できなくなることがあります。物理的な故障は衝撃や加熱のほかに経年劣化によっても生じます。たとえ心当たりがなくとも故障が生じている可能性は十二分にあるということを理解しておく必要があります。加えて、物理的な故障からの復旧には専門的な知識と特殊な設備を要するため、原則個人での対応は不可能です。大事なデータが保存されている場合は専門業者に問い合わせることをおすすめします。

デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が46万件以上の相談実績（算出期間：2011年1月1日～）をもとに「初期診断」を行い、障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。

また、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。 まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。

OSやソフトウェアの不具合

Windowsのシステムファイルが破損していると、OSが正常に起動しないことがあります。

ノートパソコンの電源がつかない場合の対処法

ノートパソコンの電源がつかない場合、以下の対処法を試してみましょう。

電源供給を確認する

ノートパソコンが正常に起動するためには、安定した電源供給が必要です。

放電処理を行う

内部に帯電していると電源が入らないことがあります。

バッテリーを取り外して試す

バッテリーが劣化していると、ノートパソコンの起動に影響を与えることがあります。ACアダプターのみで起動できるか試してみましょう。

ハードウェアの接続を確認する

メモリやストレージが緩んでいると、ノートパソコンが正常に起動しないことがあります。接続を確認し、正しく装着されているかを確認しましょう。

Windowsのスタートアップ修復を試す

Windowsのシステムファイルが破損していると、OSが正常に起動しないことがあります。スタートアップ修復を試してみましょう。