仕事の重要な資料やプライベートの写真を整理していたとき、うっかりフォルダごと削除してしまった経験はありませんか?そんなとき、慌てずに適切な復元方法を知っておくことで、データを取り戻せる可能性があります。
この記事では、WindowsやMacで削除してしまったフォルダを安全に復元する方法を、具体的な手順付きでわかりやすくご紹介します。
目次
パソコンでフォルダが削除される主なケース
フォルダが消えてしまう原因は、単なる誤操作にとどまりません。環境や状況によっては、意図せず消失している場合もあります。以下のような状況でフォルダが削除されてしまうことが多くあります。
通常の削除操作でごみ箱に移動した
多くの場合、フォルダを削除してもごみ箱に移動するだけです。すぐに復元できる可能性が高いため、まずはごみ箱を確認しましょう。
Shift+Deleteによる完全削除
「Shift」キーを押しながら削除した場合、フォルダはごみ箱を経由せずに完全に削除されてしまいます。このようなケースでは、システムの復元やクラウドの履歴機能の活用が必要になります。
クラウド同期の誤操作
OneDriveやGoogleドライブなどのクラウド同期機能を使用している場合、誤ってフォルダを削除すると、その内容がクラウド上からも消えてしまうことがあります。しかし、多くのクラウドサービスには履歴管理やごみ箱機能が備わっており、一定期間内であればそこからデータを復元できる可能性があります。
ただし、操作に不安がある場合や、ごみ箱からも削除されてしまっていた場合は注意が必要です。間違った対応をしてしまうと、復元できたはずのデータまで失われるリスクがあります。まずはデータ復旧業者に相談してみることをオススメします。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
削除したフォルダを復元する方法
フォルダの削除に気づいたら、まずは復元できる可能性の高い方法から試しましょう。以下に、代表的な復元手順を紹介します。
ごみ箱から復元する
最も簡単で成功率が高いのが、ごみ箱からの復元です。削除直後であれば、すぐに元に戻せる可能性があります。
- デスクトップ上の「ごみ箱」をダブルクリックして開きます。
- 削除されたフォルダを一覧から探します。
- フォルダを右クリックし、「元に戻す」を選択します。
Windowsのバックアップ機能を使う
Windowsでは、「ファイル履歴」や「バックアップと復元」といった機能を利用することで、削除されたフォルダを過去の状態から復元することが可能です。
- 「コントロールパネル」を開き、「バックアップと復元」または「ファイル履歴」を選択します。
- バックアップ日時を指定し、削除されたフォルダを選びます。
- 「復元」をクリックして、元の場所に戻します。
MacのTime Machineで復元する
Macユーザーであれば、Time Machineを使って削除されたフォルダを復元することができます。過去のスナップショットから目的のフォルダを選択可能です。
- Time Machineを起動します(メニューバーやDockから実行)。
- 画面が過去の状態に切り替わったら、復元したいフォルダを探します。
- 選択して「復元」をクリックします。
以前のバージョンから復元する
Windowsでは、「以前のバージョン」機能を使って、フォルダを過去の状態に戻すことも可能です。ファイル履歴や復元ポイントが有効になっている必要があります。
- 復元したいフォルダが元々あった場所を開き、右クリックします。
- 「以前のバージョンの復元」を選択します。
- 復元したい日時のバージョンを選び、「復元」をクリックします。
クラウドストレージの履歴機能で復元する
OneDriveやGoogleドライブ、Dropboxなどを使用している場合、削除されたフォルダがクラウド上のごみ箱やバージョン履歴に残っていることがあります。そこから復元が可能です。
- Googleドライブにアクセスし、左メニューの「ごみ箱」を選びます。
- 復元したいフォルダを見つけて右クリックし、「復元」を選びます。
- または、ドライブ上のフォルダを右クリックして「バージョン管理」から過去の状態に戻すことも可能です。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。
一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。