ビジネスシーンで広く使われるPDFファイル。そのため、突然開けなくなると困る人が多いことは想像に難くありません。
このページでは、PDFファイルが突然開かなくなる原因と対処法を解説します。適切な対処で再びPDFファイルを開けるようにしましょう。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで無料で提供しています。まずは復旧専門のアドバイザーに相談することをおすすめします。
目次
PDFファイルが開かない原因と各対処法
PDFファイルが開かない原因には以下の通りです。
①PDFファイルを読み込むソフトがない
PDFファイルは一般的に「Adobe Acrobat Reader」といった読み取りソフトを使用して閲覧することができますが、PDFリーダーがインストールされていない場合、ブラウザ以外ではPDFファイルを開封・印刷したり、他の形式に変換したりすることができません。
この場合、下記の対処法を試してみましょう。
対処法：Adobe Acrobat Readerをインストールする
Adobe Acrobat Reader（無料）をインストールすることで、PDFファイルが開かない問題を解決することが可能な場合があります。
Adobe Acrobat Readerをインストールする方法は以下の通りです。
- Adobe Acrobat Readerをインストール
- インストール完了後、Adobe Acrobat Readerを開いて設定します
- 例えばPDFファイルを開くためのデフォルトアプリに設定する場合、スタートメニューから「設定」→「アプリ」→「既定のアプリ」→「ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ」で「.pdf」をAdobe Acrobat Readerに変更。
②PDFファイルを読み込むソフトのバージョンが古い
PDFファイルを読み込むソフトウェアのバージョンが古い場合、新しいPDFファイルフォーマットの機能に対応していないことがあります。
古いバージョンでは、新しい機能を正しく処理できない可能性が高く、PDFファイルが開かなくなるトラブルが発生する確率が高くなります。
ソフトウェアの更新を行うことで、新しい機能にも対応できるため、定期的にソフトウェアの更新を行いましょう。
対処法：Adobe Acrobat Readerのバージョンを更新する
Adobe Acrobat Readerのバージョンが古い場合は新しいバージョンへ更新しましょう。
- Adobe Acrobat Reader を開き、右上のヘルプメニューをクリック
- ドロップダウン メニューから、「アップデートの確認」を選択
- 利用可能なアップデートが見つかった場合は、ダウンロードしてインストールするように求められるので、最新版をダウンロードしてインストールします
③PDFファイルがウイルスに感染している
ウイルス感染したPDFがメールの添付ファイルとして送信された場合、開けないどころか、コンピューター、さらにはネットワーク全体に影響を及ぼす可能性があります。
④ブラウザのキャッシュ（一時データ）が残っている
WindowsでMicrosoft EdgeやGoogle chromeを使用してPDFファイルを表示する際に、空白のページやエラーメッセージが表示される場合、キャッシュを削除することでファイルを開くことができる場合があります。
ブラウザのキャッシュを削除する方法は以下の通りです。
- Google Chrome を開き、ブラウザ ウィンドウの右上にある 3点リーダーをクリック
- ドロップダウン メニューから「その他のツール」を選択し、オプションのリストから「閲覧データを消去」を選択する
- キャッシュをクリアする時間範囲を選択します。「キャッシュされた画像とファイル」の横にあるチェックボックスをオンにします。
- 「データを消去」をクリックしてキャッシュを消去します。
⑤PDFファイルが破損している
ファイル破損は「論理障害」と呼ばれ、これはデータの構造や整合性が崩れた状態です。このとき、よくある症状として下記を挙げることが出来ます。
- データが開けない
- ファイルが削除されている
- ファイル名が変更されている
- 突然フォーマットを要求される
- ドライブにアクセスできない
PDFファイルが破損して開けない原因として、以下の点が考えられます。
- 送信エラー: メールサーバーやダウンロード時のプロトコルエラーにより、ファイルデータが正しく読み込まれないことがあります。特に、Zipなどの圧縮ファイルで送る際に発生しやすいです。
- ハードウェアエラー: 保存しているハードディスク/SSDやメモリーカードの論理的/物理的エラーにより、元々の正常なファイルが破損することがあります。
- 編集ミス: 編集時の取り扱いミスや特定のリーダーでしか読み込めない形式で保存することで、他の人がファイルを読み込めないことがあります。
このときの対処法は次の通りです。
対処法：PDFファイル修復ソフトやオンラインサービスを利用する
PDFファイルが開かない場合は、ファイル修復ソフトやオンラインサービスを利用することで、破損したPDFファイルが再度閲覧できる可能性があります。
一般的なPDFファイル修復ソフトの使用方法は以下の通りです。
- PDFファイル修復ソフトをコンピューターにダウンロードしてインストールする（オンラインサービスの場合、特定のサイトに破損したPDFをアップロードする）
- ソフトウェアを起動し、破損した PDFファイルを修復するオプションを選択する
- コンピューターで破損した PDFファイルを見つけて選択し、修復プロセスを開始する
- 修復した PDFファイルをコンピューターの新しい場所に保存する
これにより、修復されたファイルが実際に修正され、必要なデータがすべて含まれていることを確認できますが、軽度の破損のみしか対応していません。
これらの方法で解決できない場合は、個人で復旧することは難しい障害を抱えている可能性が高く、操作を続けると状態が悪化します。
重要なPDFファイルを失ったり、いくつかの修復ソフトを試しても復旧できなかった場合、データ復旧の専門業者に依頼することをおすすめします。
確実にデータ復旧を行う場合はデータ復旧の専門家まで相談する
データ復旧のプロはファイル構造を解析し、バイナリデータを修復して復元します。データ消失のリスクを最小限に抑え、確実にデータを取り出すためにも、自己診断や修復を試みず、速やかに専門家に相談することが重要です。
私たちデジタルデータリカバリーでは破損したファイル構造を解析し、バイナリデータを修復して復元します。これにより、復元ソフトで対応できない物理障害や重度の論理障害からデータを復元でき、正確な初期診断で故障原因の特定が可能です
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、当社では経験豊富な技術者が41万件以上の相談経験（算出期間：2011年1月1日～）をもとに「初期診断」を行い、障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
機器別エンジニアによる、無料の初期診断も行っていますので、お気軽にご相談ください。365日24時間体制で電話受付を行っており、今後の対応方法を無料でご案内いたします。
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他社で復旧不可と判定されたものの、ほとんどのファイルが復旧できた！
2023.09.22
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欲しかったデータは全て復旧されました
2023.11.09
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この度は大変お世話になりました。
他社でHDDの損傷が激しく復旧は無理と断られたため藁にもすがる思いで御社にお願いをしましたが、欲しかったデータは全て復旧されました。
代金はそれなりにかかりましたが、金銭には変え難い大切なデータだったので大変感謝しています。
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2023.11.09
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2023.11.08
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2023.11.08
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2023.11.08
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今回は当方の急なお願いに対して、完璧な対応をいただき大変感謝してます。
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電話やメールでも丁寧にご対応頂き、不安が軽くなりました
2023.10.25
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本当に助かりました。電話やメールでも丁寧にご対応頂き、不安が軽くなりました。ありがとうございました。もしも、のことがあれば、他の方にも紹介したいと思います。
復旧していただき感謝しております
2023.10.12
外付けHDDをご依頼
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また電話応対いただいた方々も、説明内容が丁寧、かつ話し方も大変聞き取りやすく安心できました。こちらの事情で手続き内容を変更させていただいた時も、快く対応してくださり感謝しております。
かなりの容量のデータを完全な状態で復旧していただき感謝しております。また困ったことがあった際にはこちらにお願いしたいと思います。
誠意を持って復旧していただき、技術力は確かだと感じました
2023.09.27
外付けHDDをご依頼
今回を含めて二度、貴社のHDD復旧サービスを利用いたしました。
いずれもプライベート使用のHDDでした。
前回、本当に何とか治して欲しいと思って銀座のオフィスに持ち込みました。
誠意を持って復旧していただき、技術力は確かだと感じました。
ネットでは色々言われているようですが、
今回も、前回の体験を信じて、六本木に持ち込みました。
はたして、満足の復旧結果でした。
私が貴社に復旧を託したことが、微力ながら貴社の技術力の蓄積に役立つのであれば、これほど嬉しいことはありません。
迅速なご対応で感激しております
2023.05.30
SDカードをご依頼
カメラで撮影したデータの復旧をお願いしました。迅速なご対応で感激しております。お値段が想像をはるかに超える物でしたが、記念の写真でしたので復旧出来て良かったと思いました。結果的に写真が見られるようになって私以外の人も喜んでくれたので、普及をお願いして良かったと思いました。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数41万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
