HDDは永久不滅の機器ではありません。遅かれ早かれ故障する運命にあります。その平均寿命は約5年と言われていますが、初期不良により、購入後1年未満で故障する場合もあります。
故障の前触れとしては、HDD本体から「カッコン・カコン」「ガリガリ」「ギギギ」「ピロピロ…」といった異常音が発生することがあります。これはHDD本体に物理的な障害がある場合の兆候です。また、HDD自体は正常であっても、保存されているデータやソフトウェアに問題が生じ、読み書きができなくなるケースも存在します。
この記事では、「ハードディスクに問題が検出されました」という警告が表示された際の原因と対処法について解説します。
目次
HDDはいつか壊れる消耗品
WindowsではこのようなHDDの問題(物理的損傷やソフトウェアの問題)を検出すると「ハードディスクの問題が検出されました」というメッセージウィンドウが表示されます。
このエラーが表示された場合、HDDが起動や認識ができないなどの致命的な問題に直面しているか、すでに障害が発生している可能性があります。このようなエラー表示が出ているにも関わらず、警告を無視して作業を続けると、状況が急速に悪化する可能性があります。
「データのバックアップが取れない」「データにアクセスできない」場合は、HDDの修復およびデータの復旧が必要です。このような場合は自力での操作は控え、専門のデータ復旧業者に相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーでは、経験豊富なエンジニアと、累計41万件以上のご相談実績(*期間:2011年1月1日以降)から算出されたデータをもとに、他社様でデータ復旧不可能とされた機器でも、経験豊富なエンジニアが、高い精度での復旧を実現しています。
データ復旧ラボへ直接機器をお持込みいただければ、ご希望のお客様には実際に復旧作業している現場をご案内いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。年中無休で365日24時間の電話受付・無料診断を行っているため、突然の故障でもすぐに受付可能です。
「ハードディスクに問題が検出されました」のエラー原因
冒頭で触れたように、エラーの原因は主に「HDDの異常や障害」にあります。
HDDの障害には、「論理障害」と「物理障害」の二つの主要なタイプが存在し、特に「ハードディスクに問題が検出されました」というエラーメッセージが表示された場合、それは多くの場合、物理障害が原因です。
HDDを認識しない原因と対処法については下記でも詳しく解説しています。
論理障害
「論理障害」とは、HDD自体に物理的な損傷はないものの、ファイルシステムの損傷や、誤操作によるデータの削除、初期化、フォーマットなどによって生じるデータの紛失やアクセス不能な状態を指します。この種の障害は、データを管理するための目次情報が破損していることが原因で発生します。
異常が発生したファイルシステムを修復するためには、専用のデータ復旧ツールを使用して、バイナリデータを正しい状態に戻す作業が必要になります。
HDDでI/Oデバイスエラーが表示される原因とその対処法はこちら
HDDで「不明・初期化されていません」と表示される原因とその対処法はこちら
物理障害
最短5分で無料診断!41万件超の相談実績をもとに専門家が対応します。
物理障害に対応できる専門技術を有したエンジニアは業界でも数少ない
HDDは非常に精密な機器であり、空気中の微小な塵や埃が付着するだけで破損してしまいます。そのため、当社では初期診断を通して物理障害と判明した場合、特殊な作業服を着用した技術員が、クラス100のクリーンルームにて復旧作業に当たります。
物理障害に対応できる専門技術を有したエンジニアは業界でも数少なく、他社では復旧できなかった案件の復旧事例も当社では数多く存在します。また解析が進んでいない「ファームウェア」と呼ばれる制御プログラムの修復や、ディスクに深い傷がつくことで「復旧不可能」とまで言われた「スクラッチ」案件の復旧など、国内トップシェアの当社だからこその技術領域で、一人でも多くのお客様の助けとなれるよう復旧に向き合っています。
ご来社いただいたお客様には、復旧作業を安心してお任せいただけるようクリーンルームを含め復旧ラボをご案内しています。
デジタルデータリカバリーに相談
- HDDが認識しない!ファイルが開けない!
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- 間違ってデータを削除した!初期化した!
HDDのデータ復旧とメーカー保証の違い
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「ハードディスクに問題が検出されました」の対処法
「ハードディスクに問題が検出されました」の対処法は次の通りです。
- バックアップをとりHDDを交換する
- 専門のデータ復旧業者に相談する
故障したHDDに発生した障害ごとの適切な対処方法は下記でも詳しく解説しています。
① バックアップをとりHDDを交換する
「ハードディスクに問題が検出されました」というエラーが表示された場合、まずはデータのバックアップを最優先で行いましょう。例えば別のHDDやUSBを用意し、データを移行するか、クラウドにデータを移せば、基本的にデータが失われる心配はありません。 バックアップを無事に取れ次第、HDDを交換すれば、問題なく使用できるようになります。
② 専門のデータ復旧業者に相談する
もしデータのバックアップがとれない場合、HDDに物理障害・論理障害が発生している可能性が高くなります。また障害が発生したHDDを個人で修復するのは非常にハードルが高く、障害を悪化させてしまうリスクも伴います。
このような場合だとデータが完全に失われてしまうこともありえるため、重要なデータであれば、いち早く「データ復旧業者」へご相談ください。
データが必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談する
PCの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
これまでの対処方法は、ごく「軽度の論理障害」しか対応できず、「中高度の論理障害」あるいは「経年劣化を含む物理障害」には対応できませんでした。
データ復旧業者では、PCに発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
復旧~納品までの流れ
最短当日復旧!まずはご相談ください
当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。
対応メーカー例
- Dell
- Lenovo
- HP
- NEC
- マウスコンピューター
- 富士通
- Dynabook
- ASUS
- パナソニック
- マイクロソフト
- Acer
- FRONTIER
- iiyama
- MSI
- 東芝
- VAIO
- GIGABYTE
- Razer
- TSUKUMO
- LGエレクトロニクス
- ドスパラ
- HUAWEI
- EPSON DIRECT
- ONE-NETBOOK Technology
- GPD
- KEIAN
- FFF SMART LIFE CONNECTED
- サードウェーブ
- ECS
- インテル
- アプライド
- Abee
※その他各種メーカーにも対応しております。 現状弊社で対応できないメーカーはございません。
お気軽にお問い合わせください。
画像・動画・Excelファイルなど、拡張子がつくものは全て対応しております。
データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
---|---|
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
復旧料金は、診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)をご提示いたします
当社では、機器の障害状況を診断させていただき、プランをご提示いたします。
成功報酬制プランにおける「復旧成功の定義データ」は、お客様の希望に合わせて設定が可能です。
ご相談・初期診断・見積まで無料で承りますので、お気軽に無料診断・見積サービスをご活用ください。
※症状により、復旧の可否にかかわらず作業費を頂戴する場合がございます。作業費が発生する可能性がある障害に関しては、事前にお客様に状況をお伝えした上で、作業費を発生させて復旧作業に着手するか、そのまま復旧作業に着手せず機器をご返却するかをご判断いただきます。
弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
復旧できたデータは全て納品
成功定義データだけでなく、復旧できたデータは追加料金無しで全てご納品いたします。
お見積もり後に追加で作業料を請求することはありません
お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
お客様に合った支払い方法が選択可能
クレジットカード・銀行振込・現金支払いに加え、請求書支払い・保険支払い・公費でのお支払い・商社を介してのお支払い等、対応が可能です。ご成約時にお申し出下さい。
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました
※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
「ハードディスクに問題が検出されました」まとめ
いかがだったでしょうか?いきなりHDDが起動しなくなったり、エラーメッセージが表示されたりすると、どうしたらいいのか頭を抱えてしまいますよね。
そうなる前にバックアップを取ったり、クラウド上にアップロードしたりするのが最善の方策ですが、もし致命的な障害が起こったとき、事前にバックアップなどを取っておかなければ、そのデータは永遠に失われてしまいます。
当社のようなデータ復旧会社は、そうした窮地に立たされた方々に常に寄り添い、95.2%の復旧率でもって1秒でも早く、1つでも多くのデータを最も安全に復旧します。 相談・診断は無料になっておりますので、お困りの方はまずはお電話にてお話をお聞かせください。
各HDDが認識しない原因、対処法については下記の記事でも詳しく解説しています
各製造メーカーごとのHDDの復旧方法については以下の記事をご覧ください。