NEC製のパソコンが「電源が入らない」「NECのロゴで止まってしまう」などで正常に起動しない場合、起きている症状から原因を適切に切り分ける必要があります。もし対処法を誤ると、データを全て失ってしまう恐れがあります。
そこでこの記事では、「LAVIE」「VersaPro」などのNEC製パソコンが起動しない時に見られるよくある症状と原因、そして復旧方法をご紹介します。
ただし、原因の特定が難しい場合、自力で操作を行うと状態が悪化する恐れがあるため、今すぐ対処が必要な際は専門業者までご相談ください
目次
NEC製パソコンの特徴
NEC製の現行パソコンには次のようなブランドがあります。
- LAVIE
これはNECが幅広い分野の幅広いニーズを満たすために立ち上げたPCブランドです。現在、LAVIEシリーズは、ノートPC、デスクトップPCなど、様々なタイプのPCをラインナップに据えており、NEC製PCの代表的なブランドとなっています。 - VersaPro / Mate
これは法人向けノートPCです。ビジネスに特化した機能やデザインを提供しており、動作性、セキュリティ、拡張性などが特徴です。とくに「VersaPro」は、セキュリティに重点を置いており、指紋認証といった認証機能が標準搭載されているのが特徴です。
NEC製パソコンは、さまざまなニーズに対応できるように設計されていますが、修理対応期間は最大5年のため、保証期間を過ぎると自前で修理店を探さなければなりません。メーカー修理を行うとデータは初期化されることが多いため、起動しないパソコンから確実にデータを復旧したい場合、技術力のあるデータ復旧業者まで対応を依頼することをおすすめします。
パソコンが起動しない・立ち上がらない場合の対処法についてはこちら
メーカーや修理サービスに依頼するとデータ消失のリスクも
メーカーはデータ復旧を行うわけでないので、確実にデータを取り出したいという場合は、技術力のあるデータ復旧業者まで対応を依頼することをおすすめします。
データ復旧の専門業者では、専門家が長年培った技術的な知識を用いて、データを最も安全かつ最適な手段で取り出します。また、無料初期診断では、専門家がハードウェアやソフトウェアの問題を診断することで、最適な解決策を提案することが可能です。
私たちデジタルデータリカバリーでは、24時間365日、機器別の専門のエンジニアによる無料初期診断を行っております。機器の状態がよくわからない、安全にデータを取り出したい場合でも大丈夫ですので、まずはNEC製機器のデータ復旧に精通している業者までお気軽にご相談ください。
NEC製パソコンが電源が入らない時にまず確認すべきことは?
NEC製パソコンが電源が入らない時にまず確認すべきことは以下のようなものがあります。
- 電源ケーブルの差し込みが正常か確認
- 電源ボタンを押してファンが動作するか確認
- アクセスランプが点滅しているか確認
- ディスプレイの電源が入っているか確認
- ノートパソコンのバッテリーに異常がないか確認
電源ケーブルの差し込みが正常か確認
電源ケーブルが正常に差し込まれていない場合は、正常に充電されておらず電源が入らないです。また、電源ケーブルが断線している可能性もありますので、まず確認してください。
電源ボタンを押してファンが動作するか確認
パソコンのファンは、CPUなどのパソコン内部の部品を冷やすために搭載されていますが、電源ボタンを押してもファンが起動していない可能性があります。この場合は電源自体は入っているため電源に問題はないですが、ほかに起動できない原因があることがわかります。
ディスプレイの電源が入っているか確認
PC自体は起動していても、ディスプレイの電源が入っていないことで画面が表示されていない可能性があります。この場合はPCではなくディスプレイに問題があるので、ディスプレイの修理か買い替えを検討しましょう。
ノートパソコンのバッテリーに異常がないか確認
ノートパソコンの場合は、バッテリー事態の劣化によってパソコンが正常に起動しない可能性があります。この場合は業者にバッテリーの交換を依頼することで解決する可能性が高いです。
アクセスランプが点滅しているか確認
パソコンの電源がつくことで、ストレージにアクセスするため点灯するアクセスランプですが、正常に点灯しないケースがあります。この場合、ストレージやPC自体に異常が発生している可能性が高いため、すぐに専門業者に相談してください。
デジタルデータリカバリーでは、NEC製パソコンの電源が入らない・立ち上がらないといった相談を数多く対応しております。是非お気軽にご相談ください。
NEC製パソコンが電源が入らない・立ち上がらない原因とは?
NEC製PCの電源が入らない・立ち上がらないときは下記の3つの原因が考えられます。
特に物理障害を起こしたHDDからデータを復旧する際は、クリーンルームなど専用の設備が必要となります。もし、自力で対応しようとして、分解・コピーなどを試すと、HDDのデータ記録面に傷が付き、データが完全に読み出せなくなる危険性があります。
物理障害の疑われるHDDの場合、自力での復旧作業を行うと、データを完全に消失する可能性があります。確実にデータを復旧したい場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
原因①:ハードウェアの破損
NECパソコンの記憶装置を収めた外装部分が故障すると、電源が入らなくなることがあります。 この場合、パソコンのCPU、マザーボード、USBポートの故障などが挙げられます。
接触不良
接続の問題でパソコンが起動しないのであれば、ケーブルの差し込みが甘いことや、ケーブルが内部で断線していることが考えられます。接触不良が原因であれば多くの場合ケーブルの交換で正常に起動します。ただし、ケーブルの抜き差しや交換を行っても起動しないのであればパソコン本体に原因があることが考えられます。
ハードウェアの物理的故障
これはパソコン内部のストレージ(HDD/SSD)以外のパーツ、つまりマザーボード、メモリなどが物理的に破損している状態です。
主な原因は「パソコンの使用方法や使用環境に問題がある」「長年使用したことによる経年劣化」「初期不良」などです。
これはHDD/SSDの物理障害や論理障害とは異なり、パーツを修理・交換さえすれば対処できるケースも多いため、適切な対応を取れば、データに問題は生じません。
しかし、メーカー保証で修理・交換を行うと、ストレージ(HDD/SSD)も含めて交換される恐れがあるため、個人での対応が難しく、安全にデータを取り出したいという場合は、専門業者まで対応を依頼されることをおすすめします。
代表的なハードウェア故障例
ハードウェアの物理的故障における、主な要因としては以下3つを挙げることが可能です。
- 電源関係の故障(これは電源ユニットが経年劣化やショート)
- マザーボードの故障・電池切れマザーボード上のコンデンサが液漏・ボタン電池が充電切れ
- メモリ故障(メモリの初期不良・メモリエラーなど)
原因②:ディスプレイの故障
パソコンのディスプレイが破損・故障している場合は、NEC製パソコンの電源がついていても何も映らない場合があります。この場合は別のモニターとディスプレイケーブルを用意して接続し直すか、メーカー・修理業者に修理してもらいましょう。
原因③:ソフトウェアの問題(論理障害)
ストレージ(HDD/SSD)の論理障害
論理障害は、ストレージ(HDD/SSD)に物理的な破損はなく、データやファイルが破損した障害です。主な原因は、停電などによるデータ読み書き中の強制終了や、誤操作によるデータ消去、ソフトウェアの不具合などです。
論理障害が発生したNECのパソコンの代表的な症状は次の通りです。
・起動後にロゴが表示されても止まったままになる
・OSが起動しない・過度にフリーズする
・勝手にファイル名の変更がされる
・画面が真っ暗、またはブルースクリーンになる
・ファイルやフォルダが開かない
論理障害は、再起動やパソコンの修復ツールで直せることもありますが、特殊な拡張子を持つ動画・写真データやフォーマットを繰り返したデータなどは復元できないことがあります。
データ復旧に失敗しても、繰り返しデータ復旧ツールをかけてしまうと、データが上書きされて完全にデータが削除されてしまいます。復旧作業に失敗したらデータ復旧専門業者に相談してみましょう。
数多くのデータ復旧経験から、短時間でエラーの原因を突き止めて、復旧できることがあります。
ソフトウェアの不具合
論理障害はソフトウェアに不具合が発生することでも発生します。
例えば古いバージョンのソフトを使用している場合、バグの発生やウイルス感染によって不具合が発生して論理障害が引き起こされるリスクが高まります。
特に今回のパソコンが起動しないトラブルの原因として考えられるのは、OSの不具合です。
OSはWindowsの起動に管理する機能を持つため、不具合が発生すると起動ができません。チェックディスクを行うことで不具合を解消できる場合があります。起動に不具合がある場合は、以下の記事も併せて確認してみてください。
原因④:内蔵ストレージ(HDD/SSD)の破損
物理障害とは、内部のストレージ(HDD/SSD)が物理的に破損して生じる障害です。物理障害はパソコンや市販の修復ツールで解決することができず、専門家による適切な処置が必要になります。
NECのパソコンに物理障害を発生させる原因の例は以下の通りです。
- 強い衝撃や振動
- 水没
- ストレージの経年劣化
その他の要因でも物理障害が発生する可能性がありますが、内蔵HDDの場合「強い衝撃を与えた」、内蔵SSDの場合は「5年以上使い続けている」といったケースで物理障害が発生する可能性が高いと考えられます。
NECパソコンの内蔵ストレージに物理障害が発生すると、以下の症状が発生することがあります。
・カチカチ・カタカタと異音がする
・焦げたようなにおいがする
・OSが起動しない
・頻繁に再起動・フリーズする
・黒い画面に「Operating System Not Found」「DISK BOOT FAILURE…」などのエラーメッセージが出る
これらの症状を放置すると、ストレージの破損がすすみ、正常に保存されていたデータの認識不良や文字化けが発生します。最終的にデータが消失してしまいいかなる手段でも復旧が困難になってしまいます。
症状の中には論理障害と物理障害で併発しているケースもあります。特にSSDは物理障害で異音や異臭がしないため、パソコンの電源が入らない症状を見分けることは困難です。上記に当てはまった症状があっても、安易に障害を断定せずに、あくまで目安として活用しましょう。障害の原因特定を誤ると復旧の可能性が低くなってしまいます。思い当たる症状が発生していたら、通電を控えてデータ復旧の専門家まで相談しましょう。
それぞれの障害から安全にデータ復旧するには?
論理障害のHDD/SSDからデータを復旧するには?
HDD/SSDの論理障害は、修復ツールを利用することで解決できることがあります。
たとえば「起動に必要なプログラムの不具合」「OSを動作させるシステムファイルの破損」などは、スタートアップ修復でも解決できることが多いです。
しかし、起動トラブルは、物理障害でも発生するため、障害の判別が難しいとされています。また「データを削除・フォーマットした」場合、OS上の修復ツールでは、データ復旧できません。この場合、復元ソフトでも、高精度でのデータ復旧は難しいため、確実にデータを復元したい場合、データ復旧の専門業者まで対応を依頼することをおすすめします。
物理障害のHDD/SSDからデータを復旧するには?
HDD/SSDの構造は非常に精密なため、物理障害が発生してしまうと、個人でデータを取り出すのは、非常に困難です。
たとえば物理障害を起こしたHDDからデータを取り出すには、「クリーンルーム」などの特殊な設備た、部品交換のための高度な技術が必要不可欠となります。
一方、データ復旧の専門業者は、このような設備・技術を保有しており、経験を積んだ熟練のエンジニアが正確に障害を判別するため復旧率も高く、自力で対応するリスクや煩わしさはありません。
「まずは復旧できるか知りたい」「どこが故障しているかわからない」は、データ復旧専門業者まで無料の初期診断を受けてみることをおすすめします。
私たちデジタルデータリカバリーでは、症状やメーカー・型番などを教えていただければ、41万件を超えるご相談実績から復旧の見込みがあるのかをお調べいたします。まずはメール・お電話での無料診断をご活用ください。当社では傷のついたHDDからも安全にデータを救出することが可能です。
内蔵HDD/SSDに障害を起こしたパソコンを自力で修復・復旧するのは困難
内蔵HDD/SSDに障害を起こしたパソコンを自力で修復するのは困難です。ここでは、その理由を詳細に解説いたします。
論理障害と物理障害は、自力で判別できないことが多い
内蔵HDD/SSDに障害が発生したパソコンからデータ復旧を行う場合、場合によっては発生している障害を判別するのが難しいケースがあります。
たとえば「衝撃を与えた」「データを消した」など原因が明らかなもの以外に「経年劣化」は、障害に切り分けが難しく、このような場合でも、論理障害と同じく「認識しない」「エラーメッセージが表示される」といった症状がよく発生します。
特にSSD搭載モデルは、HDDのようにモーターなどの駆動部がないため、異音・異臭など、物理的症状がまったく生じません。ある日いきなり使えなくなるなどし、障害の原因を正確に特定するのは非常に困難です。
原因を正確に特定せず、誤った処置・復旧作業を試すと、復旧の可能性が低くなってしまうので、ご注意ください。もし、障害の原因を正確に特定せず、自力で復旧作業を試すと、内蔵HDD/SSDの状態が悪化し、完全にデータを消失する危険性があります。
このような状態のパソコンからデータ復旧を行う場合、精密機器を安全に復旧する高度な専門設備と、膨大なデータ復旧件数に裏打ちされた高度な解析技術が必要となります。
データ復旧は一度きり? 初期対応を間違えるとデータを全て失うリスクがある
安易に業者を選定するのは考え物です。たとえば「データ復旧は一度きり」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 実はデータ復旧は外科手術に近く、何度も繰り返しが効くものではありません。つまり、最初の対応がデータの復旧率を左右するわけです。
もし、2度、3度目…と作業を繰り返すごとに復旧難易度が上がり、最悪の場合、二度とデータが取り戻せなくなります。とくに「故障を判別できない」「安全にデータを取り出したい」場合は、データ復旧の専門会社まで無料初期診断を受けてみることをおすすめします。
業者に相談する際は、技術力の高いところを見きわめる
データ復旧業者は、それぞれ技術力にばらつきがあります。中には「SSDのデータ復旧は困難」という業者も珍しくありません。つまり、確実にデータを取り出したい場合は、できるかぎりデータ復旧の技術力のある専門業者に対応を依頼する必要があります。
技術力の高いデータ復旧業者では、熟練のエンジニアが正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。当然プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
また、お持ちの機器がデータ復旧できるか、料金はいくらかかるのか、すぐに復旧できるのかなどの判断は、データ復旧業者に相談しなければわかりません。
デジタルデータリカバリーでは、重度の物理障害の疑いがある機器には10数年の経験を持つエンジニアが担当します。相談から初期診断・お見積りまで無料でご案内していますので、ぜひご相談ください。
NECのパソコンが起動しない9つの症状
NECのパソコンが起動しない時の症状としては次の9つがあります。
NECパソコンが起動しない場合には、原因を特定して対処することが大切です。簡単なトラブルであれば、自分で対処できる場合もありますが、原因が特定できない、もしくはご自身での対応が不安という場合は、専門家に相談されることをお勧めします。
ただ、このときパソコンをメーカーに修理依頼すると、データが初期化される恐れがあります。データの要不要はあらかじめ業者側に伝えておきましょう。
データを優先する場合、データ復旧業者に相談をおすすめします。
①電源が入らない
パソコンの電源が入らない場合、まずは電源コードが正しく接続されているか確認してください。電源コードを差し替えても改善しない場合、電源ユニットに問題がある可能性があります。この場合は、修理または交換が必要です。
②画面が真っ白になる
パソコンを起動すると、画面が真っ白になってしまう場合、ハードウェアの故障が考えられます。まずは、ビデオカードやモニターの接続状態を確認してください。
接続状態に問題がなければ、ビデオカードやモニター自体に問題がある可能性があります。この場合は、修理または交換が必要です。
③エラーメッセージが表示される
パソコンの電源ランプはつくものの、WindowsやMacOSが立ち上がらない場合、システムや、メモリ、CPUなどのハードウェアに問題がある可能性があるため、適切な対処が必要です。
NEC製パソコンに問題がある場合以下のようなエラーメッセージが表示されます。
- 「Operating system not found…」
- 「A disk read error…」
- 「BOOTMGR is missing…」
- 「A problem has been detected and windows has been shut to prevent…」
④BIOSエラーが表示される
BIOSエラーが表示されたときは、BIOSに問題がある可能性があります。
この場合、BIOSの設定を確認し、正しく設定されているかを確認してください。設定が正しくない場合は、必要に応じて設定を変更してください。
BIOSの設定画面にアクセスするには、パソコンを起動した直後にF2キーを押してください。
BIOS設定画面では「パソコンのハードウェア構成」「起動オプション」「デバイス接続」「セキュリティ設定」などを変更できます。デバイスの起動順位を変更するには、BIOS設定画面で「Boot」タブを選択し、起動順位を変更するデバイスを選択してください。変更内容を保存するには、画面下部の「Save and Exit」をクリックしてください。
⑤ブルースクリーンが表示される
パソコンを起動すると、ブルースクリーンが表示される場合、Windowsの問題が考えられます。ブルースクリーンの原因は様々ですが、一般的には下記の故障が挙げられます。
- ハードウェアの故障
- デバイスドライバの問題
- システムファイルの不足など
この場合、ブルースクリーンのエラーコードを確認することで、問題の原因を特定することができます。この場合、再起動を繰り返すなど不用意に操作すると状態を悪化させてしまう恐れがあります。データの要不要に応じて専門業者まで対応を依頼するようにしましょう。ブルースクリーンについては以下の記事で解説しています。
⑥起動してもフリーズしたり、反応しなくなったりする
パソコンが起動しても、頻繁にフリーズしたり、反応しなくなったりする場合には、ソフトウェアの問題が考えられます。この現象は、たとえば「古いバージョンのソフトウェアを使用している」「システムのアップデートが必要な場合」などに起こることがあります。
一方で、ハードウェアの問題が原因である可能性もあります。例えば、ストレージ(HDD・SSD)が経年劣化や初期不良で故障している場合、正常に動作しません。この場合、自力での対応は難しため、専門家に相談することをおすすめします。
⑦オーバーヒート
パソコンを長時間使うとオーバーヒートを起こし、パソコンの性能を低下させ、寿命を縮める可能性があります。この場合、冷却ファンを追加するか、冷却パッドを使うことでパソコンの温度を下げ、パソコンの性能を向上させることができます。
またパソコンを使用する前には、周囲の温度や湿度、場所にも注意が必要です。これらの対策を講じることで、パソコンのオーバーヒートを防ぎ、快適な作業環境を実現できます。
⑧充電ランプがオレンジ色に点滅している
NEC製パソコンを使用している場合、充電ランプがオレンジ色に点滅している場合、バッテリーの問題が考えられます。この場合、バッテリーを交換するか、ACアダプターを使用して動作させる必要があります。
バッテリーが充電できなくなった場合、バッテリーが損傷を受けたか、バッテリー自体が劣化した可能性があります。この場合、バッテリーを交換することで問題を解決できます。
⑨異音・異臭がする
パソコンを使用していると、異音・異臭・エラー音がすることがあります。この場合、パソコンのハードウェアに問題がある可能性があります。パソコンのハードウェアには、次のものが含まれます。
- 中央処理装置(CPU)
- 記憶装置(ハードディスク、SSD)
- マザーボード
- 電源装置
- グラフィックカード
異音・異臭がする際は、これらの部品のいずれかにある可能性があります。このような場合、自力で対応できないため、専門業者に相談することをおすすめします。ただし、どのような業者を選ぶかは目的によって異なります。
たとえば、パソコンの起動を優先する場合は「修理」を、保存されているデータを優先する場合は「データ復旧」を行いましょう。専門業者に相談することで、正確に原因を特定し、適切な対処を行うことが出来ます。
NECのパソコンが起動しないときの4つのNG行為
注意点を確認せずに対処を行うと、誤った操作により障害を悪化させデータを失ってしまう可能性があります。 データ復旧は一発勝負とも言われているため、復旧前に以下の4点を行わないように注意しましょう。
①通電や繰り返しの電源ON/OFFをしない
新たな障害の発生や症状悪化につながります。
電源のON/OFFする瞬間は、パソコンに大きな負荷がかかります。パソコン内のストレージに物理的な破損がある場合はさらに障害を悪化させる危険があるため控えましょう。 また、通電を行っただけでもデータの読み込みは行われるため、データが上書きされてしまいデータが復旧が難しくなってしまう場合もございます。
②OSの再インストールをしない
既存のデータが上書きされてしまいます。
OSの再インストール(リカバリー)を行うと既存のデータは上書きされてしまい消えてしまいます。上書きされてしまうとデータ復旧は難しくなってしまうのでOSの再インストールには注意が必要です。
③過度な強制終了をしない
過度な強制終了はデータを失う危険性があります。
パソコン内のストレージは常にデータの読み書きを行っています。データを更新するためには複数のデータ情報を更新しなければなりませんが、 その更新が上手く行えない状態で強制的に終了してしまうとデータ消失につながります。
④自力で開封しない
ハードウェアに関する知識がない限り、ケースを開けたり修理したりすることは、避けてください。部品の取り扱いを誤ると、さらなる損傷やデータ損失を招く恐れがあります。
NECのパソコンが起動しない場合の対処法11選
NECのパソコンが起動しない場合、すぐに試せることは次の11通りです。
ただし、この方法で解決しない場合は、そのまま操作を続けると機器が完全に破損する恐れがあるため、データの要不要に応じて専門家に相談することをおすすめします。
電源周りを確認する
PCの点灯ランプすら付かない場合、電気が適切に供給されていない可能性があります。いったん下記の通りにケーブルや差し込み口の状態を確認し、再度、起動を行いましょう。
- 電源ケーブルの断線
- 電源ケーブルの先端の変形
- パソコン側の差込口の異常
また、タコ足配線は電力不足につながるため、不必要なコンセントは使わないことをおすすめします。
ハードウェアの故障がないか確認する
パソコンの起動ができるか確認し、起動ができたら「エラーメッセージ」が表示されていないか確認しましょう。
ただし、起動前から「異音・異臭」がする場合は電源をつけないでください。電源をつけると物理的に破損している箇所に負担をかけてしまいます。異音や異臭は深刻な破損を起こしている可能性が高いため、データが必要であればデジタルデータリカバリーまでご相談ください。専門のエンジニアが最短5分で原因を特定いたします。
パソコンを放電する
パソコンが起動しない場合、放電すると改善しやすいです。パソコンを放電する手順は次のとおりです。
- まずパソコンの電源を切ります。
- 次に、パソコンの電源ボタンを2、3回押してから、30秒程度は放置してください。
この手順により、パソコン内部の静電気が放電され、パソコンの動作が正常に戻ることがあります。ただし、この方法で解決しない場合は、他の対処法を試すか、専門家に相談することをおすすめします。
パソコンを清掃する
パソコンを使用するにあたり、ホコリが蓄積することは避けられません。しかし、ファンがホコリで詰まると、オーバーヒートし、ハードウェアにダメージを与えることになります。ホコリを取り除くため、ファン、ヒートシンク、通気口のホコリやゴミを取り除きましょう。これによりパフォーマンスの向上や故障の防止につながります。
各ディスクドライブを空にする
起動前のNEC製パソコンのディスクドライブにCDなどが入っていると、画面が真っ暗になる場合があります。これは、ディスクドライブにディスクが入ることで、パソコンを起動させるシステムに干渉を起こします。するとパソコンのOSが起動できません。ディスクドライブは起動時に空にしておきましょう。
BIOSの設定を初期化する
BIOSは通常、Windows から起動するように設定されていますが、何らかの原因で起動の優先順位が入れ替わると、 メーカーロゴから先に進まなくなることがあります。まずは、BIOSから起動順位の設定を見直しましょう。BIOSの設定画面は、「F2」キーを開き、「Boot Menu」もしくは「Change Boot Order」の項目から起動順位を確認することが出来ます。BIOSが破損してしまった場合、初期化をすることにより修復することができます。
- 「F2」キーを数回押しましょう。
- 「BIOSセットアップユーティリティ」が起動します。
- 次に「F9」キーを押します。
- 「Load Optimized Defaults?」という、デフォルト値に関するメッセージが表示されるので「Yes」を選択しましょう。
- 次に「F10」キーを押します。
- 「Save configuration and reset?」という、設定の保存に関するメッセージが表示されるので「Yes」を選択しましょう。
「F1」キーを押して起動する
画面に「Press F1 to …」「Press <F1> to …」(F1キーを押してください)という英語のメッセージが表示される場合、「F1」キーを押すと起動できることがあります。このような症状が毎回のように起きる場合、BIOS設定に問題があるか、マザーボードに搭載されているボタン電池が消耗している可能性があります。電池を交換すれば、BIOS設定が初期化されるため、問題が改善する場合があります。
バッテリーの状態を確認する
NECのノートパソコンの場合、バッテリーの問題で起動しないことも考えられます。一度ACアダプターを使って通電し、電源ボタンを押してください。これで正常に起動すれば、バッテリーに問題があったということが分かります。バッテリーパックを正しく取り付けて充電を行いましょう。
ナイトモードの有効・無効を確認する
一体型パソコン(本体とディスプレイが一体となっているパソコン)の場合、ナイトモードが有効になっていることで、正しく起動していないものと勘違いしてしまうことがあります。
まず電源ボタンを押してパソコンを起動させ、画面消灯ランプが点滅、もしくは点灯していないかを確認してください。点滅、もしくは点灯している場合はナイトモードが有効になっています。「明るさ調節つまみ/画面消灯ボタン」を押し込んでナイトモードを解除しましょう。
周辺機器を取り外してから起動してみる
パソコン本体に問題がなくても、周辺機器や接続不良が原因で起動しないことがあります。そこで、最初に試してほしいのが、必要最低限の操作機器(マウスやキーボードなど)以外のすべての接続機器を一度取り外してから再起動することです。
特に、以下の機器は起動時に問題を引き起こす可能性がありますので、取り外してから再試行してください。
- 外付けHDD/SSD
- USBメモリ
- スキャナー
- プリンター
- デュアルモニターなど
ただし、この方法で解決しない場合は、パソコン本体に何らかの問題がある可能性がありますので、専門家に相談することをおすすめします。また、パソコンの操作方法については、オンラインで入手できる情報を活用するのも良いでしょう。
リセットスイッチを押す
リセットスイッチは、パソコンの強制再起動を行うためのボタンです。パソコンがフリーズした場合、リセットスイッチを押すと、パソコンが再起動し、問題が解消されることがあります。NEC製のPCのリセットスイッチを押す方法は以下の通りです。
- パソコンの電源を切ります。
- 本体の背面にあるリセットスイッチを探します。通常、このスイッチは小さな穴に入っています。
- 細い針などの先の尖ったものを使って、リセットスイッチを押します。スイッチを押すと、ボタンがクリックする感触があります。
- リセットスイッチを押した後、パソコンの電源を入れ、正常に起動するか確認してください。
ただし、リセットスイッチを押すことで、作業中のデータが失われる可能性があるため、注意が必要です。
NECのパソコンを自力で対処できる方向けの対処法
電源がつかないNECのパソコンについて、自力で対処したい場合は以下の方法を試すことができます。
モニターを交換する
電源ランプが点灯しても「No signal」というメッセージが表示されない場合、ディスプレイやケーブルに問題があるかもしれません。他のモニターにも接続してみましょう。普段からNEC製PCを外出先で利用する方は、液晶が損傷していることがあります。
液晶が割れて使えない場合も、PC本体に異常が見つからないときにこの方法によって解決できる可能性があります。なお、故障したPCをメーカー側で修理する際、液晶パネルだけでなくHDDやSSDも交換され、工場出荷状態までデータが初期化される可能性があります。データの要不要は、あらかじめ業者側に伝えておきましょう。
バッテリーをリフレッシュする
すぐにバッテリー残量が少なくなり、電源が落ちる場合、バッテリーパックが正しく取り付けられていない可能性があります。マニュアルを参照し、バッテリーパックを再度装着してみましょう。
また、電源ランプがオレンジ色に点滅している場合は、バッテリーのリフレッシュもあわせて行うことをおすすめします。
- 画面が切り替わる前に【F2】キーを押し「BIOSセットアップユーティリティ」を表示
- 「→」キーを押して「終了」メニューを表示する
- バッテリリフレッシュを実行する
マザーボードの電池を交換する
マザーボードが電池切れを起こすと、PCの起動に関係するBIOSが正常に動作しなくなります。 この場合、マザーボードの電池(主にCR2032)を交換することで対処できます。
しかし、ノートPCタイプの「VersaPro」では、自分でPCを分解する必要があります。組み立て直す際、支障が生じる可能性もあるため、やみくもに分解するのは控えましょう
セーフモードを起動する
セーフモードは、OSの機能を限定し、最小限のシステム環境でPCを起動するモードです。セーフモードでは、軽度の論理障害が起きていても、問題を回避して起動することが可能ですが、それでも起動できない場合は、致命的な障害が起きていると考えられます。
この場合、個人で対応できない上、むやみにセーフモードでの起動を試すと、PCが壊れてしまう恐れがあります。大切なデータがある方は、データ復旧サービスを利用しましょう。
- Windowsが正常に起動できない場合、スタートアップ修復(自動修復)が表示されます。しかし、スタートアップ修復でパソコンを修復できないと「詳細オプション」というボタンが表示されます。
- ここから「詳細オプション」をクリックすると、「オプションの選択」という画面が表示されるので、このまま「トラブルシューティング」に進んでください。
- 「トラブルシューティング」から「詳細オプション」に進みます
- 「詳細オプション」から「スタートアップ設定」に進みます
- 「スタートアップ設定」から「再起動」に進みます
- キーボード上で「4」を選択し「4)セーフモードを有効にする」をクリックします
再起動後、サインインするとパソコンはセーフモードに突入します。セーフモードの起動後は、次の対処を行うと、ブルースクリーンが無事解消することがあります(解消しない場合は、データの要不要に応じて専門業者に対応を依頼してください)。
Windows10/11のセーフモードでできる対処法はこちら
詳細オプションから「システムの復元」を実行する
詳細オプションからは「システムの復元」という機能を実行することが可能です。
これはバックアップ機能の一つで、システムファイルを以前の状態に戻す機能です。ただし、あらかじめ有効にしていなければ利用できません。
なお、システムの復元を実行すると、システムが不安定になることがあります。また削除データは、システムの復元を実行しても復旧できません。この点は注意しておきましょう。
詳細オプションから「スタートアップ修復」を実行する
スタートアップ修復とは、起動トラブルを解決する機能です。Windowsの起動に失敗した直後、スタートアップ修復は全自動で行われますが、詳細オプションから再び行うことも可能です。
ただし、スタートアップ修復は、パソコンに非常に負荷をかけてしまう機能なので、何度も繰り返すことは控えてください。そもそも、スタートアップ修復でもブルースクリーンが解決できないということは、より深刻な問題がパソコンに発生している恐れがあります。
この際、複数の対処法を試して解決するよりも、操作をせず電源を切り、データが必要な場合は、データ復旧の専門業者まで相談することを強くおすすめします。
最新のドライバや修正モジュールを適用する
NEC製PCや周辺機器に対応していないドライバやモジュールを使うと、互換性の面から、正しく動作・起動しないといった問題が起きる可能性があります。
NECの公式ホームページでは、使用機器の型番を入力することで、適切なドライバやモジュールを検索することができます。機器をアップデートした直後や、周辺機器を差し込んだ直後に動作トラブルが起きる場合は、一度、デバイスが適切なものか確認しておきましょう。
再セットアップする(初期化する)
再セットアップとは、Windowsを工場出荷状態に戻す作業です。再セットアップは最終的な手段であり、これを行うとPCに保存されているデータが失われてしまいます。データを失いたくない場合は、データ復旧の専門業者まで相談しましょう。
再セットアップする手順は、次の通りです(機種によって異なることがあります)。
- 再セットアップ用のメディアを、PCにセットします。
- PCの電源を切ったあと「F2」キーを押しながら再起動します。
- BIOSセットアップユーティリティから「→」キーで「Exit(終了)」タブを選択し、「↓」キーで「Boot Override」欄から再セットアップ用メディアを選択します。
- NECのロゴが表示されます。
- 「キーボードレイアウトの選択」一覧から「Microsoft IME」を選択します。
- 「オプションの選択」一覧から「トラブルシューティング」を選択します。
- 「トラブルシューティング」一覧から「NECリカバリーツール」を選択します。
- 「回復ツール」一覧から「Windows」を選択します。
- 「NECリカバリーツール」一覧から「再セットアップ」を選択します。
おてがるバックアップで「パソコン全体」を復元する
NECのPCには「おてがるバックアップ」という簡単な操作でバックアップを取得できる便利な機能がります。これで「パソコン全体」をバックアップしていた場合、そこからパソコン全体を、バックアップ段階まで復元することが可能です。もしNEC製PCが完全に故障して代替不可能な場合、別のNEC製PCにバックアップをインストールすることで、元通り使用することが可能です。
おてがるバックアップで「パソコン全体」を復元する手順は、とても簡単です。まずバックアップしたディスクをNEC製のパソコンのディスクドライブに読み込ませ、表示された画面で「パソコン全体」を選択し、そのまま画面の指示に従ってください。
自力でもNECのパソコンが起動できない場合の対処法
自力ではNECのパソコンが起動できない場合は、専門の業者にパソコンを「修理」または「データ復旧」してもらう必要があります。「修理」と「データ復旧」はパソコンに保存されているデータの重要性によって、相談先が異なります。それぞれの役割を理解し、適切な方に相談しましょう。
データが不要なら修理に出す
NEC製パソコンを正常に起動させたいだけであれば、メーカー修理や修理専門業者を利用することで解決します。ここで注意が必要なのは、「修理」をする工程でデータを保存している内蔵HDD/SSDごと新しく交換されてしまうため、データは戻ってこないという事です。
NEC製パソコンに保存しているデータを救出・復旧したいのであれば、修理をする前にデータを取り出す必要があります。重要なデータを保存している方や、バックアップを取っていない方はデータ復旧の専門業者へ相談しましょう。
NECパソコンに重要なデータが保存されているならデータ復旧業者に相談
NEC製パソコンから下記の症状が見られる場合、個人での対処が極めて困難な物理障害が発生している可能性が高いです。
- 「カタカタ」「カチカチ」という異音
- 「ピーッ」というビープ音
- 焦げたような異臭
以上の音がパソコンから聞こえるときは、内部のパーツが破損したまま駆動していることによって、本来接触してはいけない部品が接触していると考えられます。このままパソコンを使い続けると、壊れた部品に負荷がかかり状態が悪化する危険性があります。
NECパソコンの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
これまでの対処方法は、ごく「軽度の論理障害」しか対応できず、「中高度の論理障害」あるいは「経年劣化を含む物理障害」には対応できませんでした。
データ復旧業者では、PCに発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計41万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
当社では、同業他社では復旧不可能とされた機器のご相談も7,000件以上(※3)対応しており、重度障害からのデータ復旧に多数成功しています。
技術力の高い業者ほど、他社で復旧不可能と判断された機器の復旧実績が高くなる傾向にあります。
当社は、他社様を上回る症例数を復旧しているからこそ、同業他社で復旧不可能な障害でも、当社で復旧が可能となっています。諦める前に、まずはご相談ください。
POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
当社は復旧ラボを公開し、見学を受け付けており、直接ラボの様子を確認していただけます。クリーンルームを含め、国内最大級の自社内復旧ラボで復旧作業を行っており、エンジニアの作業風景をWebサイトやSNSで発信しています。
大切なデータを預ける上で、その業者の実態が分からないと信用できませんよね?社内風景や、実際に復旧に携わるエンジニアの顔が見えることは、非常に重要な点と言えます。
データ復旧業者の中には、復旧ラボを社内に保有していなかったり、外注や、個人でも試せる復旧ソフトを使用するだけで、作業を行わない業者も存在します。Webサイト上に掲載している社内風景と、実態が異なる怪しい業者も少なくありません。セキュリティなどを理由に、実態を明かさない復旧業者は、怪しいと判断した方が良いでしょう。
※1:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数 (2017年12月~2024年6月の各月復旧率の最高値)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
デジタルデータリカバリーが選ばれる理由について、詳しくはこちらで紹介しています。
↓まずはお気軽にご相談ください↓
復旧~納品までの流れ
最短当日復旧!まずはご相談ください
当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。
対応メーカー例
- Dell
- Lenovo
- HP
- NEC
- マウスコンピューター
- 富士通
- Dynabook
- ASUS
- パナソニック
- マイクロソフト
- Acer
- FRONTIER
- iiyama
- MSI
- 東芝
- VAIO
- GIGABYTE
- Razer
- TSUKUMO
- LGエレクトロニクス
- ドスパラ
- HUAWEI
- EPSON DIRECT
- ONE-NETBOOK Technology
- GPD
- KEIAN
- FFF SMART LIFE CONNECTED
- サードウェーブ
- ECS
- インテル
- アプライド
- Abee
※その他各種メーカーにも対応しております。 現状弊社で対応できないメーカーはございません。
お気軽にお問い合わせください。
画像・動画・Excelファイルなど、拡張子がつくものは全て対応しております。
データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
---|---|
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
復旧料金は、診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)をご提示いたします
当社では、機器の障害状況を診断させていただき、プランをご提示いたします。
成功報酬制プランにおける「復旧成功の定義データ」は、お客様の希望に合わせて設定が可能です。
ご相談・初期診断・見積まで無料で承りますので、お気軽に無料診断・見積サービスをご活用ください。
※症状により、復旧の可否にかかわらず作業費を頂戴する場合がございます。作業費が発生する可能性がある障害に関しては、事前にお客様に状況をお伝えした上で、作業費を発生させて復旧作業に着手するか、そのまま復旧作業に着手せず機器をご返却するかをご判断いただきます。
弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
復旧できたデータは全て納品
成功定義データだけでなく、復旧できたデータは追加料金無しで全てご納品いたします。
お見積もり後に追加で作業料を請求することはありません
お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
お客様に合った支払い方法が選択可能
クレジットカード・銀行振込・現金支払いに加え、請求書支払い・保険支払い・公費でのお支払い・商社を介してのお支払い等、対応が可能です。ご成約時にお申し出下さい。
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました
※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
よくある質問
詳しくはこちらを参照してください。
NEC製パソコンが起動しない?黒い画面になる場合の対処法
詳しくはこちらを参照してください。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。