突然ThinkPadが起動しなくなると、大事な作業が止まってしまい、データ消失のリスクにも直面します。原因によっては自分で対処できるものもありますが、深刻な不具合の場合は慎重な対応が必要です。
本記事では、起動しない原因と具体的な対処法を解説し、最悪の事態を防ぐための手順も詳細にご紹介します。
弊社では安心してサービスを利用できるよう初期診断を無料で提供するなど、サポート体制を整えており、電話受付も365日24時間対応しているため、いつでも困ったときにご連絡いただけます。データトラブルにお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
目次
ThinkPadが起動しない・電源がつかない主な症状

ThinkPadの電源が入らない・起動しない時の主な症状は次の通りです。
- 電源が全く入らない
- 電源は入るが画面が真っ黒
- 起動時にロゴ画面から進まない
- ビープ音がする・LEDランプが点滅する
- エラーメッセージが表示される
同じ症状でも、原因はさまざまです。パソコンを起動させるためには適切な対処法を実行する必要があります。状況を見誤り、適切でない対処法を実行してしまうと状況が悪化し、最悪2度と解決できなくなる可能性があります。
PCが起動できない原因は、見た目や使用感から判断できるようなもの(起動ランプ・異音など)だけではないため、自己判断では原因を見誤ってしまうケースが多いです。そのため正確な原因を把握し起動させるには知見を持った業者の診断を受ける必要があります。
当社では相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。ぜひ気軽にご相談ください。
【必見】対処が難しい物理障害とは

ThinkPadが起動しない原因として、まず懸念すべきなのが、「物理障害」です。物理障害とは以下を指します。
- 落下などの衝撃(部品破損)
- パソコンに水をこぼした(水没)
- 電源のつけっぱなしや高負荷な処理による過熱(熱暴走)
- 経年劣化によるパソコンの寿命(~5年程度)
物理障害が発生すると、ソフトウェアツールや再起動などを試しても効果がなく、むしろ損傷が拡大することもあります。
物理障害からの復旧には専門的な知識と特殊な設備が必要なため、原則自力での対応は不可能です。ThinkPadを起動させるためには、専門家に対処してもらう必要があります。
デジタルデータリカバリーは、国内最大級のデータ復旧ラボを有しており、通常の物理障害の復旧だけでなく、他社で復旧できないほど難易度の高い機器のご相談を7,300件以上(算出期間:2016年6月1日~)いただいております。お困りの際は是非ご相談ください。
ThinkPadが起動しない原因
起動しない場合に考えられる原因は以下の通りです。該当する症状のリンクをクリックして、詳細な解説と対処法を確認しましょう。
バッテリーの消耗・接触不良
バッテリーの劣化や正しく接続されていないことが原因で、電力が供給されず起動できないことがあります。ThinkPadのバッテリーは使用年数が経過するにつれて充電能力が低下します。また、バッテリーの接続部分が緩んでいたり、ホコリが溜まっていると通電が遮断される可能性があります。
ACアダプターや電源周りの問題
ACアダプターの不具合や電源タップの劣化も、ThinkPadが起動しない原因の一つです。コードの断線や接続の緩みがあると、バッテリーが充電されず、パソコンが動作しなくなります。また、電源タップやコンセントに問題があると、電力が供給されないこともあります。
電源ボタンの故障
電源ボタンが故障している場合、押しても電源が入らないことがあります。この場合、「Novoボタン」(ThinkPad側面に配置された小さなボタン)を使って、代替的に起動することが可能です。電源ボタンの物理的な故障以外にも、接触不良が原因のこともあります。
BIOS設定の不具合
BIOS(Basic Input/Output System)の設定に問題があると、ハードウェアが正常に認識されず、システムが起動しないことがあります。BIOS設定が変更された場合や、起動順序の設定に誤りがある場合に発生しやすい不具合です。特に、デバイスの認識エラーやOSの起動が妨げられる場合が多いです。
内部の静電気蓄積(帯電)
長期間使用することで、パソコン内部に静電気が蓄積し、システムの誤作動を引き起こすことがあります。帯電が原因で、電源ボタンを押しても起動しなかったり、内部のハードウェアが認識されないことがあります。この現象は、特に古いモデルや頻繁に使用する環境で発生しやすいです。
ハードウェアの故障
ThinkPadが起動しない原因として、メモリ、HDD/SSD、マザーボード、CPUなどのハードウェアの故障が考えられます。特にHDDやSSDが損傷すると、OSが正常に起動しなくなり、ビープ音やエラーメッセージが表示されることがあります。また、HDDから「カチカチ」や「カタカタ」といった異音が聞こえる場合、物理的な故障の兆候です。
こうした状況では、自力での修理やデータ救出は非常に困難です。無理に操作を続けると、重要なデータが完全に失われるリスクが高まります。
デジタルデータリカバリーは、46万件以上の相談実績(算出期間:2011年1月1日~)を持ち、経験豊富な専門アドバイザーが対応しています。24時間365日、電話受付と無料診断を行っておりますので、いつでも安心してご相談ください。
ThinkPadが起動しない場合の対処方法
ThinkPadが起動しない原因に応じて、以下の対処法を順に試してみてください。各手順を詳しく解説しますので、落ち着いて実施してください。
バッテリーの再装着と交換
バッテリーが緩んでいる場合や劣化している場合、電源供給が遮断され、起動しなくなることがあります。以下の手順でバッテリーをチェックし、交換の必要性を判断しましょう。
- パソコンの電源を完全に切り、電源ケーブルも外します。
- ThinkPadを裏返し、バッテリーのロックを解除して取り外します。
- バッテリー接続部分にゴミやホコリがないか確認し、柔らかい布で清掃します。
- 5分間放置した後、バッテリーを元に戻します。
- バッテリーを再度取り付け、カチッと固定されているか確認します。
- ACアダプターを接続し、バッテリーが充電されるか確認します。
- バッテリーの充電が進まない場合、新しいバッテリーの交換を検討してください。
ACアダプターの確認と交換
ACアダプターの接触不良や断線が原因で、電力が供給されないことがあります。以下の手順でアダプターの状態を確認します。
- ACアダプターが正しく接続されているか確認します。
- 電源タップを使っている場合、直接コンセントに差し替えてみます。
- 別のコンセントで試し、コンセント自体の不具合を排除します。
- アダプターのコードにねじれや断線がないか確認します。
- 必要に応じて、他のACアダプターで代用し、問題が解決するか試します。
- それでも起動しない場合、新しいACアダプターに交換します。
電源ボタンのチェック
電源ボタンが故障していると、電源を入れる信号が送られません。電源ボタンに問題がある場合は、以下の代替手段を試してください。
- Novoボタン(ThinkPadの横にある小さなボタン)を押します。
- 表示されるメニューで「Normal Startup」を選択し、通常の起動を試します。
- Novoボタンで起動できた場合、電源ボタンが故障していると判断されます。
- 電源ボタンが機能しない場合は、修理業者への依頼を検討しましょう。
BIOSの初期化
BIOSの設定が原因で、正常に起動しない場合があります。以下の手順でBIOSを初期化してください。
- パソコンの電源を入れ、F1キーを連打します。
- 「BIOS設定画面」に入ったら、「Load Setup Defaults」を選択します。
- 次に、F10キーを押して保存して終了し、再起動します。
- BIOS初期化後も起動しない場合、他の対処法を試してください。
放電処置の実施
ThinkPad内部に静電気が蓄積すると、起動できない場合があります。放電処置を行うことで正常化することがあります。
- 電源を切り、すべてのケーブルと周辺機器を取り外します。
- バッテリーを取り外し、電源ボタンを15~20秒間押し続けます。
- 再度バッテリーを取り付け、ACアダプターを接続して電源を入れます。
ハードウェアの修理または交換
