VAIOノートパソコンでトラブルが発生したとき、「とりあえずセーフモードで起動して原因を調べたい」と思っても、なぜかセーフモードが起動しない…。そのまま通常起動に戻ってしまったり、黒い画面のまま止まったりすると、どうしていいか分からず焦ってしまいますよね。
セーフモードが起動しない原因は、設定ミスやOSの不具合に加えて、ハードウェアの異常が関係していることもあります。この記事では、VAIOがセーフモードで起動できないときに考えられる主な原因と、その対処法についてわかりやすく解説します。
目次
vaioがセーフモードで起動しないときの主な症状
vaioがセーフモードで起動しないときの主な症状は次の通りです。
- セーフモードの起動を選択しても通常起動してしまう
- 「詳細オプション」からセーフモードを選んでも黒い画面のまま止まる
- 起動中にエラーが出て再起動してしまう
- セーフモード起動後にキーボードやマウスが効かない
同じ症状でも、原因はさまざまです。適切な対処法を実行しないと、状況が悪化し、最悪2度と解決できなくなる可能性があります。
正常に使用できない原因は、見た目や使用感だけでは判断できないため、自己判断では原因を見誤るケースが多いです。そのため正確な原因を把握し、適切な対応をするには専門業者の診断が必要です。
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vaioがセーフモードで起動しないときの主な原因
セーフモードが起動しない場合は、ソフトウェア設定の問題に加え、システムファイルの破損やハードウェア障害の可能性も考えられます。
起動手順の設定ミス
「msconfig」などでセーフモードを指定したが、正しい手順を踏んでいないと正常に切り替わらず通常起動してしまうことがあります。
システムファイルの破損
OSの起動に必要なファイルが壊れていると、セーフモードでの起動もできません。特に更新直後や強制終了後などに発生しやすいです。
ドライバーや周辺機器との相性問題
一部の外部デバイスやドライバーがセーフモードと相性が悪いと、起動途中でフリーズしたり、画面が真っ暗なまま止まることがあります。
UEFI/BIOSの設定不良
UEFIモードのままだとセーフモード起動が正常にできない機種もあります。また、セキュアブートが有効になっているとエラーの原因になることもあります。
ストレージの物理的障害
HDDやSSDに物理的な障害が発生している場合、OS自体は起動しても、セーフモードへの切り替え処理が正常に実行されず起動失敗やフリーズの原因になります。
異音や遅延、再起動を繰り返すといった症状がある場合、ストレージの劣化・破損が疑われます。通電を続けることで状況が悪化し、データが失われるリスクもあるため、早めに専門業者へご相談ください。
当社では、こうした障害に対してクリーンルーム作業・安全なデータ救出を行っており、初期診断・お見積もりは無料です。お気軽にご相談ください。
vaioがセーフモードで起動しないときの主な対処法
セーフモードが起動しないときは、設定を見直したり、別の方法で起動を試したりすることで改善できる場合があります。
電源ボタンの強制操作でセーフモードを起動
通常起動を3回失敗させることで、Windowsの回復モードに入ることができます。
- 電源ボタンを押して起動。
- VAIOロゴやWindowsロゴが出たらすぐに電源を長押しして強制終了。
- これを3回繰り返すと「自動修復」が表示される。
- 「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「セーフモードで起動」を選択。
Windows回復環境(WinRE)からセーフモード選択
Windowsのインストールメディアや回復ドライブがあれば、そこからセーフモードを選択することも可能です。
msconfigからブート設定を変更
Windowsが起動できる場合、「msconfig」からブートオプションをセーフモードに指定することで、次回の起動時にセーフモードで立ち上げることができます。
外部デバイスを外して起動する
USB機器や外付けHDD、SDカードなどを一度すべて取り外してから再起動すると、セーフモードに切り替わることがあります。
ストレージ診断と専門業者への相談
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。