ACアダプタを接続し、コンピュータを起動しようとしたら「Warning The CMOS CHECK Sum is invalid」というエラーが表示され、起動できない症状が発生していませんか?
これはCMOSの設定が破損していることを意味します。CMOSはBIOSの設定を保存する役割を果たしているため、このエラーが発生すると、システムが正常に起動しない可能性があります。
この記事では、このエラーが発生する原因と対処法、端末からデータを取り出す方法について解説しています。
目次
CMOS CHECK Sumエラーの原因
このエラーが発生する原因はいくつか考えられます。以下の要因を確認してみましょう。
CMOSバッテリーの劣化
CMOS電池は、マザーボードについているボタン電池です。このバッテリーが寿命を迎えると、BIOS設定が保持できず、時刻が狂ったりOSが起動できないなどのエラーが発生します。
BIOS設定の破損
誤った設定変更やソフトウェアの問題によりBIOSの設定が破損し、Windowsが起動できずにエラーが発生している可能性があります。
BIOSのアップデートミス
不完全なBIOSアップデートや互換性のないバージョンを適用すると、CMOS設定が破損することがあります。
電源供給の問題
不安定な電源供給がCMOS設定に影響を与え、エラーを引き起こす可能性があります。
ハードウェアの故障
マザーボードやBIOSチップの損傷が原因で、設定が正常に読み込めない場合があります。
内部部品が故障している場合、機器を開封して解析作業を行う必要があるため、個人での対応はほとんど不可能です。
無理に自己修復を続けると、機器の完全故障やデータの消失に繋がる恐れがあります。重要なデータを保存している場合は、通電を控えてデータ復旧業者に相談することをおすすめします。
CMOS CHECK Sumエラーの対処法
このエラーが発生した場合、以下の対処法を試してください。
CMOSバッテリーの交換
CMOSバッテリーが劣化している場合、新しいものに交換することで解決することがあります。
しかし、機器を開封する必要があるため、比較的難易度の高い対処法となります。万が一、塵や埃が入った場合は状態が悪化し、機器が完全に故障する恐れがあるため、無理に実行しないでください。
- パソコンの電源を完全にオフにし、電源コードを抜く。
- マザーボード上のボタン電池(CR2032など)を慎重に取り外す。
- 新しいバッテリーを装着し、パソコンを再起動する。
- BIOSにアクセスし、日付や時刻を再設定する。
BIOS設定のリセット
誤った設定が原因である場合、BIOSをデフォルトに戻すことで解決できることがあります。
- パソコンの起動時に「DEL」または「F2」キーを押してBIOS設定画面を開く。
- 「Load Defaults」または「Restore Defaults」を選択する。
- 「Save & Exit」を選択し、再起動する。
CMOSのリセット
CMOSクリアジャンパーを使用してリセットを行うことで、設定を初期化できます。
CMOSクリアをすることで症状が改善する場合もありますが、BIOS設定に影響が出る対処法のため、データにアクセス出来なくなる可能性があります。
重要なデータを保存している場合は実行を控え、専門業者への依頼を検討してください。
- パソコンの電源を切り、電源コードを抜く。
- マザーボード上の「CLEAR CMOS」または「JBAT1」ジャンパーピンを探す。
- ピンを短絡(ショート)させて10秒待つ。
- ジャンパーを元の位置に戻し、パソコンを起動する。
BIOSのアップデート
最新のBIOSに更新することで、エラーが解消される可能性があります。
BIOSのアップデートはストレージ内のデータに直接することはありませんが、誤った操作を行うと、パソコンが起動できなくなったり、データにアクセス出来なくなる恐れがあるため注意してください。
- マザーボードメーカーの公式サイトから最新のBIOSファイルをダウンロードする。
- USBメモリにBIOSファイルを保存し、パソコンに接続する。
- BIOS画面で「EZ Flash」や「Q-Flash」などのアップデートツールを起動する。
- 指示に従ってアップデートを実行し、完了後に再起動する。
ここまでの対処法でエラーが解消できる可能性がありますが、基本的には機器の動作を優先する対処法となります。
対処法を進める中で、誤った操作によりデータの上書きが発生したり、データにアクセスができなくなる恐れがあります。
この場合、復元できたはずのデータも完全に消失する可能性があります。重要なデータを保存している端末にエラーが発生している場合は、専門業者の無料初期診断を利用して、依頼を検討してください。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。