WebPは、高圧縮で高品質な画像フォーマットですが、誤って削除したり、紛失してしまうことがあります。適切な方法を用いることで、復元できる可能性があります。
本記事では、削除・紛失したWebPファイルを復元するための具体的な方法を紹介します。場合によっては自力での対処が難しいこともあるため、重要なデータだった方は専門業者に相談することをおすすめします。
目次
WebPファイルが削除・紛失する主な原因
以下のような原因でWebPファイルが失われたり、見つからなくなったりすることがあります。
誤って削除した
不要なファイルと間違えてWebPファイルを削除してしまうことがあります。
フォーマットや初期化
外付けHDDやUSBメモリ、SDカードをフォーマットすると、WebPファイルも削除されることがあります。
HDDやSDカードの破損
HDDやSDカードが破損すると、保存されていたWebPファイルが消失したり、開けなくなったりすることがあります。ストレージの故障やエラーの原因としては、経年劣化、突然の電源断、不適切な取り外し、不良セクタの発生などが考えられます。
軽度のエラーであれば、データ復元ソフトを使用してWebPファイルを取り戻せる可能性があります。しかし、ストレージ自体が物理的に損傷している場合、誤った操作を続けるとデータが上書きされ、復旧が困難になるリスクがあります。特に、HDDから異音がする、SDカードがPCに認識されないといった症状がある場合は注意が必要です。
このような場合、適切な診断と慎重な対応が重要です。当社では、破損したHDDやSDカードを詳細に解析し、安全にデータを復旧する技術を提供しています。WebPファイルが消失した、開けないといった症状が発生したら、無理な操作を避け、できるだけ早めにご相談ください。
初期診断は無料で実施し、データの状態を詳しく分析したうえで最適な復旧プランをご提案いたします。24時間365日対応でご相談を受け付けておりますので、少しでも不安を感じたら、お気軽にお問い合わせください。
ウイルス感染による消失
マルウェアやウイルスがWebPファイルを削除または破損させることがあります。
同期エラーでの消失
クラウドストレージの同期ミスにより、WebPファイルが削除されることがあります。
WebPファイルを復元する方法
以下の方法を試し、WebPファイルを復元できるか確認してください。
ごみ箱から復元する
削除したWebPファイルがごみ箱に残っている場合、簡単に復元できます。
- Windows:「ごみ箱」を開く
- 「.webp」と検索
- 対象のファイルを右クリックし、「元に戻す」を選択
- 元のフォルダにファイルが復元されたか確認
バックアップから復元する
外付けHDDやクラウドストレージのバックアップを利用すると、WebPファイルを復元できる可能性があります。
- 外付けHDD、USBメモリ、クラウドストレージを開く
- バックアップされているWebPファイルを探す
- ファイルをダウンロードまたはコピーして元の場所に戻す
データ復元ソフトを使用する
データ復元ソフトを使用すると、削除されたWebPファイルを復元できる可能性があります。ただしデータ復元ソフトには復旧の不完全性があるため、文字化けや一部破損が生じる可能性があります。また物理的な故障には一切対応できないため、大事なデータが保存されている場合は専門業者に問い合わせることをおすすめします。
オンライン復元ツールを利用する
一部のオンラインツールを使用すると、WebPファイルを復元できる場合があります。ただし、セキュリティ面には注意が必要です。
- Recoverit Online Recovery
- Disk Drill Online
WebPファイルを復元するには、まずごみ箱を確認し、次にバックアップを探してください。それでも復元できない場合は、データ復旧専門業者に相談しましょう。大切なデータを守るために、定期的なバックアップを取ることをおすすめします。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。
一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。