Windows 8を起動しようとすると「お待ちください」という表示のままフリーズし、先に進まない状態に悩まされていませんか?この症状は、システムやハードウェアの異常が原因であることが多く、放置すると起動不能に陥るリスクもあります。
この記事では、Windows 8が「お待ちください」と表示されたまま動かない原因と、それぞれに対する具体的な対処法について詳しく解説します。
目次
Windows 8「お待ちください」で起動しない原因
このエラーの背後には、システムやハードウェアの不具合、設定ミスなど、複数の原因が潜んでいます。以下に主な原因をまとめました。
システムファイルの破損
重要なWindowsシステムファイルが破損していると、OSの読み込みが途中で停止し、「お待ちください」のまま進まなくなります。
ドライバーの不具合
古い、または互換性のないドライバーが読み込まれると、システムが正常に動作せず、起動プロセスが停止することがあります。
BIOS設定の不一致
BIOSの設定が不適切(起動順やストレージモードなど)だと、Windowsの起動が妨げられる可能性があります。
ウイルス感染
ウイルスやマルウェアがシステムを破壊したり、起動プロセスに干渉した場合、「お待ちください」状態で停止することがあります。
これらの原因に応じた適切な対処を行えば、多くの場合は自力での復旧も可能です。次の章では、具体的な解決策を紹介します。
ハードウェアの故障
HDDやSSD、メモリなどのハードウェアに物理的な不良が発生すると、システムが正常に立ち上がらなくなることがあります。こうした障害は突然発生することも多く、原因の特定が難しいため、自己判断で対応しようとするとかえって症状を悪化させてしまう恐れがあります。
特に、通電を繰り返すことで物理的な損傷が進行し、内部データが破損したり、完全に消失してしまうリスクも否定できません。大切なファイルを守るためには、早期の専門対応が求められます。
当社では、物理障害に強い「国内最大級の復旧体制」を完備
当社では、ハードウェアの物理障害に対する専門知識と最新の設備を活かし、適切な診断と安全な復旧作業を提供しています。国内最大級のデータ復旧ラボを備え、クリーンルーム内で作業を行うことで、高度な精度と安全性を確保しています。
また、これまでに46万件以上の相談実績(期間:2011年1月以降)と、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。2023年10月実績)という高い成果を上げてきました。初期診断とお見積りは無料で、24時間365日体制で対応しています。
システムが立ち上がらないと感じたら、自己判断での対応を控え、まずは専門の初期診断をご利用ください。早めの相談が、データを守る第一歩になります。
Windows 8が「お待ちください」で起動しないときの対処法
このような症状が出た際には、以下の対処法を順番に実行することで、問題の原因を突き止め、解決へと導くことができます。
セーフモードで起動する
セーフモードでは、必要最小限のドライバーとサービスのみが読み込まれるため、問題の特定や回避がしやすくなります。
- 電源を入れてすぐに「F2」キーを連打し、BIOSに入る
- スタートアップ設定から「セーフモード」を選択
- Windowsがセーフモードで起動するか確認し、原因を特定
スタートアップ修復を実行する
自動修復機能により、システムファイルやブート構成の問題を自動的に診断・修復します。
- Shiftキーを押しながら「再起動」を選択
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「自動修復」を選択
- 対象のOSを選択し、修復処理を開始
DISMとSFCコマンドを実行する
破損したシステムファイルを修復するために、DISMとSFCコマンドを利用します。
- インストールメディアなどからコマンドプロンプトを起動
sfc /scannow
を入力して実行- 続けて
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
を実行 - 修復が完了したら再起動して状態を確認
システムの復元を行う
過去に作成された復元ポイントを利用して、正常に動作していた状態に戻します。
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「システムの復元」を選択
- 任意の復元ポイントを選び、復元処理を実行
- 再起動後、Windowsが正常に起動するか確認
BIOS設定を確認・修正する
ストレージ設定やブート順などが不適切な場合、Windowsの起動が妨げられる可能性があります。
- PC起動時に「F2」や「Delete」キーでBIOSに入る
- ストレージモードが「AHCI」になっているか確認
- 起動順でシステムディスクが最上位になっているか確認
- 変更があれば保存して再起動する
上記の方法で改善しない場合は、システムファイルの深刻な破損やハードウェアの故障が疑われます。無理に操作を続けると、データ消失の危険性が高まるため注意が必要です。
当社では、無料の初期診断・お見積りを通じて、最適な復旧方法をご提案しております。
「46万件以上の相談実績(期間:2011年1月以降)」「一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)」という確かな信頼と実績を基に、迅速かつ丁寧に対応いたします。
Windows 8が起動しない状況でお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。24時間365日対応しております。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。HDDの異音や動作不良がある場合は、早めのご相談をおすすめします。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。