シャープのブルーレイプレーヤーで【ディスクを読み込めませんでした】と表示されて困っていませんか?
お気に入りの映画やこどもの動画など大切なデータが見れなくなってしまうと、とても不安になりますよね。
この記事では、そんなトラブルの原因と対処法を詳しく解説していきます。
特に重要なデータが含まれている場合は、対処法を行うことでデータの消失リスクがあるため、よくわからない場合は専門業者に依頼することをおすすめします。
目次
「ディスクを読み込めませんでした」が表示される原因
シャープのブルーレイプレーヤーで発生する「ディスクを読み込めませんでした」というエラーが表示される原因は、主に以下の通りです。
ディスクの互換性の問題
シャープのAQUOSブルーレイプレーヤーは、特定のDVDやBDディスクに対応しています。例えば、BD-R、BD-RE、DVD-R、DVD-RWなどが使用可能ですが、ディスクの規格や記録方式によっては読み込めない場合があります。具体的には、海外で購入したディスクや特殊な記録方式を使用したディスクが読み込めないことがあります。
ディスクの挿入方法の誤り
ディスクの表裏を間違えて挿入したり、斜めに入れてしまったりすることで読み込みエラーが発生することがあります。特に、小さな子供や高齢者がディスクを扱う際にこのような問題が起きやすいです。
基本的に、鏡面側(キラキラと反射している側)が裏(地面に向く面)、画がプリントされている側が表となります。鏡面側は、指紋やホコリが付いていると正しく認識されないので注意しましょう。
レンズの汚れ
ブルーレイレコーダーの光学レンズにほこりやゴミが付着すると、ディスクの読み取りに支障をきたします。例えば、長期間使用していなかったプレーヤーを久しぶりに使用した際に、このような問題が発生することがあります。この場合、レンズクリーナーを使用して清掃することで改善できる可能性があります。
ただし、失敗すると傷を広げたり、最悪の場合修復できない状態まで悪化することがあるので、重要なデータが入っている場合は専門の復旧業者に依頼しましょう。
ディスク自体の問題
ディスクに傷や汚れがある場合、読み込みエラーの原因となります。例えば、子供がディスクを床に落としてしまった場合や、食べこぼしなどで汚れてしまった場合などが考えられます。軽度の汚れであれば、柔らかい布で優しく拭くことで改善する可能性があります。
ハードウェアの故障
プレーヤーの内部部品、特にディスクドライブやレーザーピックアップユニットに問題がある場合、読み込みエラーが発生します。例えば、シャープのBD-W500モデルでは、ディスクリーダー部分の故障が報告されています。この場合、部品の交換が必要になることがあります。
もし、ブルーレイレコーダーが故障していると分かった場合は、以下の記事に故障原因や対処法を詳しく解説してるのでぜひ参考にしてみてください。
電源供給の問題
ブルーレイレコーダーの電源ケーブルが破損・劣化していると、ディスクの読み込みに必要な電力が十分に供給されず、読み込みエラーが発生する可能性があります。例えば、ケーブルが古くなって断線しかけている場合や、ペットがケーブルを噛んでしまった場合などが考えられます。
レコーダーのシステムエラー
プレーヤーのソフトウェアに問題が生じている場合もあります。この場合、レコーダーの再起動で改善することがあります。例えば、長時間連続して使用した後や、停電後に電源を入れ直した際にこのような問題が発生することがあります。
これらの原因に対処する際は、まず簡単なトラブルシューティングから始め、それでも解決しない場合は専門家に相談することをおすすめします。特に、重要なデータが入ったディスクの場合は、無理に操作せず、データ復旧の専門家に依頼することが賢明です。
「ディスクを読み込めませんでした」の対処法
シャープのブルーレイプレーヤーで発生する「ディスクを読み込めませんでした」というエラーの対処法は、主に以下の通りです。
ディスクの互換性の確認
シャープのAQUOSブルーレイプレーヤーは、特定のDVDやBDディスクに対応しています。例えば、BD-R、BD-RE、DVD-R、DVD-RWなどが使用可能ですが、ディスクの規格や記録方式によっては読み込めない場合があります。具体的には、海外で購入したディスクや特殊な記録方式を使用したディスクが読み込めないことがあります。シャープの公式サイトで、対応ディスクの一覧を確認することが重要です。
- シャープの公式サイトを開きます。
- 「サポート」セクションに移動します。
- お使いのブルーレイプレーヤーモデルを検索します。
- 対応ディスクの一覧を確認します。
- 使用するディスクが対応リストに含まれていることを確認します。
ディスクの挿入方法の確認
ディスクの表裏を間違えて挿入したり、斜めに入れてしまったりすることで読み込みエラーが発生することがあります。特に、小さな子供や高齢者がディスクを扱う際にこのような誤りが多いです。シャープのAQUOSブルーレイプレーヤーは、ディスクの挿入方向を示すガイドがあるため、これを確認して正しく挿入することが重要です。
- ディスクトレイを開きます。
- ディスクの表裏を確認します。
- 記録面(鏡面側)を下(地面側)に向けて入れます。
- トレイを閉じます。
- プレーヤーがディスクを読み込むか確認します。
レコーダーのレンズのクリーニング
レコーダーのディスクを読み取る部品が汚れている場合は、シャープ純正のレンズクリーナー(例:VCP-CL10など)を使用してクリーニングすることが推奨されます。純正クリーナーは、シャープの光学系に最適化されており、安全にクリーニングを行えます。
- シャープ純正のレンズクリーナーを用意します。
- クリーナーディスクをトレイに挿入します。
- プレーヤーの指示に従い、クリーニングを開始します。
- クリーニングが完了したら、ディスクを取り出します。
- 再度、ディスクを挿入して読み込みを確認します。
ディスクのクリーニング
もしディスクに傷や汚れがある場合は、ディスククリーナーで効果的に汚れを取ることができます。シャープが発売している専用のディスククリーナーがあるので、このディスククリーナーを使用してディスクのクリーニングを行ってみましょう。
また、もし用意できない場合は、以下の方法で簡易的にクリーニングを行ってみるのもアリです。
- 柔らかい布を用意します。
- 布を少し湿らせます(アルコールを使用しないこと)。
- ディスクの中央から外側に向かって優しく拭きます。
- ディスクが乾いたことを確認します。
- ディスクをプレーヤーに挿入し、読み込みを確認します。
電源供給の確認
電源ケーブルが破損・劣化している場合は、シャープの公式アクセサリーとして提供されている電源ケーブルを使用することで、電源供給の安定性を確保できます。
市販のケーブルでも大丈夫ですが、ケーブルにも供給できる電気の容量が決まっているので注意しましょう。
- 電源ケーブルの状態を確認します。
- 破損や劣化が見られる場合、新しいケーブルを購入します。
- シャープの公式サイトで適切な電源ケーブルを検索します。
- 新しいケーブルを正しく接続します。
- 電源を入れ直し、ディスクの読み込みを確認します。
レコーダーのシステムエラー
プレーヤーのソフトウェアに問題が生じている場合もあります。この場合、プレーヤーの再起動で改善することがあります。例えば、長時間連続して使用した後や、停電後に電源を入れ直した際にこのような問題が発生することがあります。シャープのAQUOSブルーレイプレーヤーには、システムリセット機能が搭載されているため、設定メニューからリセットを試みることもできます。ただし、リセットすることで症状の悪化や最悪の場合、データが破損する場合があるので、何度も実行するは控えましょう。
- プレーヤーの電源を切ります。
- 数分間待ちます。
- 再び電源を入れます。
- 設定メニューに移動します。
- システムリセットオプションを選択します。
- リセットが完了したら、ディスクを挿入し、読み込みを確認します。
ブルーレイディスクを再生できない時の注意点
対処法を行う上で、注意すべきポイントが以下の3つです。
- 復旧作業は難易度が高い
- 対処法を行うことで状態が悪化することもある
- 復旧の専門家に任せることが一番安全
覚えておかないといけないことは、復旧作業は難易度が高く対処法を行うことで状態が悪化する可能性があるということです。
今回はあくまで簡単な対処法をご紹介しましたが、復旧できるのはごく軽度の障害のみです。よくわからないまま対処法を行ってしまうと傷をつけたり、最悪の場合復旧不可能の状態に陥る可能性もあります。
専門的な知識や技術を必要とする特殊なケースも存在するため、大事なデータが含まれている場合は自分で対処しないことをおすすめします。
ブルーレイディスク・DVDのデータ復旧は専門業者に依頼する
ブルーレイディスク・DVDの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、応急処置では対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
これまでの対処方法は、ごく「軽度の物理障害」しか対応できず、「中高度の物理障害障害」あるいは「復旧ツールが必要な論理障害」には対応できませんでした。
データ復旧業者では、ブルーレイディスク・DVDに発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。