CrystalDiskInfoを使ってSSDの状態を確認しているのに、「健康度」や「残り寿命」が表示されない…。そんな経験はありませんか?
SSDの健康状態は、S.M.A.R.T.(自己監視分析報告技術)と呼ばれる情報から算出されますが、メーカーや接続方法によっては正しく表示されないことがあります。本記事では、表示されない理由を仕組みから丁寧に解説し、実践的な対処法まで詳しく紹介します。
目次
CrystalDiskInfoで「残り寿命」が表示される仕組み
CrystalDiskInfoでは、SSDごとに実装されているS.M.A.R.T.属性を読み取り、それをもとに「健康度」や「残り寿命(余寿命)」としてパーセンテージ表示を行っています。
代表的な属性には以下のようなものがあります。
- Media Wearout Indicator:NANDの摩耗度合い(多くは100→0で劣化)
- Percent Lifetime Used:累積使用率(IntelやMicron製に多い)
- Wear Leveling Count:書き込みセルの平準化状況
しかし、これらの属性はすべてのSSDに共通するものではなく、メーカーによって独自の命名や仕様があり、それが表示されない最大の要因となっています。
CrystalDiskInfoで「残り寿命」が表示されない原因
CrystalDiskInfoで「残り寿命」が表示されないのは決して珍しいことではなく、多くの場合は「接続方法」「ソフトの対応状況」「SSD側の仕様」が原因です。
重要なのは、「見える/見えない」に関わらず、S.M.A.R.T.情報を定期的にチェックし、バックアップやメンテナンスを怠らないことです。万が一の事態に備え、予兆を見逃さない運用を心がけましょう。
表示がされない、あるいは不安な数値が表示されている場合は、専門のデータ復旧業者への相談をおすすめします。当社では、SSDやHDDを含む46万件以上の相談実績(2011年以降)と、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(完全復旧57.8%)の高復旧率を実現しております。無料の初期診断も承っておりますので、お気軽にご相談ください。
「残り寿命」が表示されないときのチェックリスト
CrystalDiskInfoを使っても、SSDの「残り寿命」が表示されないことがあります。このような場合でも焦らず、下記の項目を順番に確認していくことで、原因の特定と解決につながることが多いです。
CrystalDiskInfoのバージョンが最新か確認
まず最初に確認すべきは、使用しているCrystalDiskInfoのバージョンです。古いバージョンでは、一部のSSD製品のS.M.A.R.T.情報に対応していない場合があります。公式サイトから最新版をダウンロードして再確認してください。
USB外付けケース経由で接続していないか
USB接続の外付けケース経由では、S.M.A.R.T.情報が正常に取得できない場合があります。特に安価なケースでは非対応が多く、情報の一部が欠損することもあります。
SATA直結での動作確認を行う
SSDをマザーボードのSATAポートに直接接続することで、正しくS.M.A.R.T.情報を取得できることがあります。ノートPCでは難しい場合もありますが、可能な環境で一度試してみましょう。
メーカー純正ツールで状態確認
SSDの製造メーカーが提供する診断ツール(例:Samsung Magician、Crucial Storage Executiveなど)を使用すると、専用の残り寿命表示が見られることがあります。CrystalDiskInfoと併用して確認することが推奨されます。
ファームウェアが最新かチェック
SSDのファームウェアが古い場合、正確な残り寿命やS.M.A.R.T.情報が表示されないことがあります。各メーカーの公式サイトからファームウェアアップデートを確認・適用しましょう。
他のS.M.A.R.T.表示ツールと併用する
CrystalDiskInfoが対応していない形式のデータでも、他の診断ツール(例:Smartmontools、HWiNFOなど)では取得できるケースがあります。併用してみることで、表示内容の違いを把握できます。
「Raw値の処理」オプションを変更してみる
CrystalDiskInfoの「機能」メニュー → 「詳細機能」 → 「Raw値の処理形式」から表示形式を変更することで、正しく表示されることがあります。16進表示・10進表示などを切り替えて確認してください。
それでも表示されない場合は?
一部SSDでは、そもそも「残り寿命」や「健康度%」といった明示的な属性がS.M.A.R.T.情報に含まれていないことがあります。そのようなモデルでは、CrystalDiskInfoがどれだけ属性を読んでも算出が不可能なため、「–」や空白で表示されることになります。
その場合でも、「Total Host Writes(総書き込み量)」とメーカーの公称TBW(Total Bytes Written)値を比較することで、おおまかな寿命の目安を推測できます。
残り寿命が表示されない場合の注意点と対処
「健康度」が表示されないSSDであっても、以下のような対策を実施することで、寿命の見落としによるトラブルを未然に防ぐことができます。
定期バックアップを習慣化
- 毎週または月1で外部HDDやクラウドへフルバックアップ
- 重要ファイルはバージョン履歴機能を持つクラウドを併用
- バックアップ後の動作確認も忘れずに
書き込み負荷を抑える
- 一時ファイルやダウンロード先をHDDに設定
- ログ出力を控えるアプリ設定に変更
- キャッシュ系ソフトの使用を最小限に
空き容量を20%以上確保
- 定期的な不要ファイルの削除
- ストレージを分割し、システム用・データ用に分けて運用
- 使用容量が増えたら大容量SSDへ移行を検討
温度管理を徹底する
- M.2 SSD用ヒートシンクの取り付け
- ケースファンの増設と風の流れの最適化
- PC内の清掃と換気環境の見直し
CrystalDiskInfoで「残り寿命」が表示されないのは決して珍しいことではなく、多くの場合は「接続方法」「ソフトの対応状況」「SSD側の仕様」が原因です。
重要なのは、「見える/見えない」に関わらず、S.M.A.R.T.情報を定期的にチェックし、バックアップやメンテナンスを怠らないことです。万が一の事態に備え、予兆を見逃さない運用を心がけましょう。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。