SSDが故障したとき、大切なデータをどう取り出すかは重要な課題です。この記事では、SSDが正常に動作しない場合のデータ取り出し方法を紹介します。
ただし、SSDが完全に壊れていたり、大切なデータが含まれている場合は、専門業者に相談することを強くおすすめします。
弊社では安心してサービスを利用できるよう初期診断を無料で提供するなど、サポート体制を整えており、電話受付も365日24時間対応しているため、いつでも困ったときにご連絡いただけます。データトラブルにお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
目次
SSDからデータを取り出す主な方法
SSDの状態に応じて、以下の方法を選択することが可能です。軽度の故障であれば自力での取り出しも可能ですが、深刻な損傷の場合は専門家の助けが必要です。
SSDの故障が起きた場合、まずは状況を見極め、外付けケースや内蔵接続での対応を試してみましょう。
外付けケースを使用する方法
SSDが軽度の損傷であれば、外付けケースを使ってデータを取り出せる可能性があります。この方法はSSDが内部で動作しているが、PCが直接認識できない場合に有効です。
- SSDを外付けケースに入れます。
- USBケーブルで別の正常なPCに接続します。
- エクスプローラーでドライブが認識されているか確認します。
- 認識された場合、必要なファイルをコピーして保存します。
内蔵ドライブとして接続する方法
SSDをPCの内蔵ドライブとして接続することで、データにアクセスできる場合もあります。特に、PCのSATAやNVMeスロットを使うと、通常の速度でデータを読み書きできます。
- 正常なPCの電源を切り、カバーを開けます。
- 故障したSSDをSATAまたはNVMeスロットに接続します。
- PCを起動し、BIOSでSSDが認識されているか確認します。
- 認識された場合、エクスプローラーでデータにアクセスし、必要なファイルをコピーします。
データ復旧ソフトの使用
データ復旧ソフトを使えば、SSDの論理的なエラーを修復し、削除されたデータを復旧できる可能性があります。ただし、物理的な損傷がある場合、効果は限定的です。
- データ復旧ソフトを正常なPCにインストールします。
- 故障したSSDをPCに接続します。
- ソフトを起動し、スキャンを実行します。
- 復旧したいファイルを選択し、別のドライブに保存します。
データ復旧の専門業者への依頼
SSDは軽度のトラブルであれば自力で対応できますが、消耗品であるため、いつ故障するかは予測できません。物理的な損傷や経年劣化による動作不良、または深刻な論理障害が発生した場合は、データ復旧の専門業者に依頼することが最も安全で確実な方法です。
特にSSDでは以下のような理由から、技術力のある専門業者の力が必要になります。
- ウェアレベリングにより書き込み位置が変わるため、HDDよりもデータ解析が難しい
- TRIMコマンドによる迅速なデータ削除、メーカー独自のコントローラーや暗号化技術により復旧がHDD以上に難しい
この点、専門業者であれば専用の解析ツールを使い、データの取り出しが可能です。ただし技術力のない業者に依頼するリスクは高く、技術力と実績を基準にするべきです。
当社は、46万件以上の相談実績(算出期間:2011年1月1日~)を持ち、経験豊富な専門アドバイザーが対応しています。また24時間365日、電話受付と無料診断を行っておりますので、いつでも安心してご相談ください。相談から初期診断・お見積りまで無料でご案内しておりますので、まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。