128GBのUSBメモリが突然認識されなくなった経験はありませんか？PCに接続しても認識されない場合、USBメモリの不具合や接続環境の問題など、さまざまな原因が考えられます。本記事では、考えられる原因と具体的な対処法について詳しく解説します。
対処法を試しても改善しない場合は無理に操作せず、専門業者に相談を。デジタルデータリカバリーなら、365日年中無休・最短即日復旧が可能です。
目次
128GBのUSBメモリが認識されない主な原因
USBメモリが認識されない場合、以下のような原因が考えられます。
USBポートの問題
USBポートが故障していると、USBメモリが認識されないことがあります。ホコリや接触不良、電力供給不足が原因の場合も。別のポートやPCで試し、改善しない場合はハードウェアの問題の可能性があります。また、USBハブを使用している場合、電力不足によりUSBメモリが正常に動作しないことがあります。
レジストリエントリの問題
レジストリエントリは、Windowsの設定や動作情報を管理するデータベースです。Windowsのレジストリエントリが破損すると、USBデバイスやSDカードが正しく認識されないことがあります。
USBメモリの不良セクタやフォーマット問題
USBメモリに不良セクタ(データを正常に読み書きできなくなった領域)が発生したり、フォーマットが破損すると、データにアクセスできず認識されなくなることがあります。無理に使用を続けると状況が悪化し、復旧が困難になるため、慎重な対応が必要です。
自動再生機能の設定
Windowsの自動再生機能がオフになっていると、USBメモリが認識されても自動で開かれず、アクセスできないことがあります。設定を確認し、必要に応じて有効にすることで解決する場合があります。
物理的な問題
USBメモリが強い衝撃を受けたり、水没・高温環境にさらされたりすると、内部基板やチップが損傷し、認識されなくなることがあります。また、端子が折れたり、ショートが発生した場合も深刻な物理障害となり、自力での復旧は困難です。無理に接続を試みると、さらに状態が悪化する可能性があるため、速やかに専門業者に相談することが安全な選択です。
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128GBのUSBメモリが認識されない場合の対処法
以下の方法を試すことで、USBメモリが認識される可能性があります。
USBポートを変更する
USBポートが故障している可能性があるため、別のポートで試してみましょう。
- USBメモリを取り外す。一度抜き、再度しっかりと挿し込む。
- デバイスマネージャーを開き、「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を確認する。
- 新しいポートで認識されるか試す。USB延長ケーブルを使用している場合は、直接PCに挿す。
- まだ認識されない場合はUSBメモリを別のPCに挿して認識されるか確認する。
- USBハブを使用している場合、USBメモリを直接PCに挿して確認する。
レジストリエントリを修正する
レジストリが破損している場合、USBメモリが認識されないことがあります。
- 「Windowsキー + R」を押し、「regedit」と入力してEnterキーを押す。
- 「HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Enum\USB」に移動する。
- 「VID_XXXX&PID_XXXX」のようなフォルダを探し、該当のUSBデバイスを削除する。
- PCを再起動し、USBメモリを挿し直す。
USBメモリをフォーマットする
USBメモリのファイルシステムが破損している場合、フォーマットが必要です。
- 「Windowsキー + E」を押してエクスプローラーを開く。
- USBメモリを右クリックし、「フォーマット」を選択する。
- ファイルシステムを「NTFS」または「exFAT」に設定する。
- 「クイックフォーマット」にチェックを入れ、「開始」をクリックする。
自動再生機能を有効にする
Windowsの自動再生機能が無効だと、USBメモリが正しく認識されない場合があります。
- 「Windowsキー + I」を押し、「設定」を開く。
- 「デバイス」→「自動再生」を選択する。
- 「すべてのメディアとデバイスで自動再生を使う」を「オン」にする。
- USBメモリを挿して認識されるか確認する。
物理的な問題をチェックする
USBメモリの物理的な状態を確認し、必要に応じて対処します。
- USBメモリの端子部分を柔らかい布で拭き、汚れを取り除く。
- USBメモリに物理的な損傷がないか確認する（折れ、ひび割れなど）。
- 別のPCやUSBポートで動作確認を行う。
- USBメモリが異常に熱くなっていないかチェックする。
USBメモリが認識されない原因が物理的な故障や深刻なデータ障害である場合、個人での対処は難しく、誤った操作を行うと状況が悪化する可能性があります。
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確実に原因究明したい場合はデータ復旧の専門業者に相談する
以上の対処法が効果の無い場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
