SDカードが突然認識されなくなったり、データが消失してしまうといった問題に直面したことはありませんか?
特にスマートフォンやタブレットを使っている方にとって、SDカードのトラブルはデータ消失のリスクを伴います。この記事では、ファイルマネージャーを使ってSDカードに安全にアクセスする方法から、SDカードが認識されない場合の原因と具体的な対処法を解説します。
データ消失のリスクが高い場合には、専門のデータ復旧業者に相談することを強く推奨します。
目次
ファイルマネージャーでSDカードにアクセスする手順
ファイルマネージャーを使ってSDカードの内容にアクセスする方法を紹介します。この操作は基本的ですが、SDカードに関するトラブルが発生した際には初期の確認作業としても有効です。
- スマートフォンやタブレットの「ファイルマネージャー」アプリを開きます。
- アプリ内で「SDカード」または「外部ストレージ」を探します。
- SDカードを選択し、中のフォルダやファイルを確認します。
- ファイルをタップして、表示、編集、削除などの操作を行います。
SDカードが認識されない原因
SDカードがデバイスで認識されない問題は、ハードウェアやソフトウェアの問題が原因であることが多いです。次に、よくある原因を紹介し、それぞれに対する対処法を提示します。
接触不良や汚れ
SDカードとデバイスの接触端子に汚れが付着している場合、認識されないことがあります。この場合、端子部分を柔らかい布で慎重に拭くことで解決できることがあります。ただし、無理にこすらないよう注意してください。
ファイルシステムのエラー
SDカードがデバイス上で認識されているが、正しく表示されない場合、ファイルシステムが破損している可能性があります。これにより、ファイルやフォルダが表示されないか、エラーが発生することがあります。
デバイスのソフトウェアバグ
SDカードが原因ではなく、デバイスのソフトウェアにバグがある場合、カードが正しく認識されないことがあります。システムのアップデートや再起動を試すことで解決できることがあります。
SDカードが適切にフォーマットされていない
新しいSDカードが認識されない場合、カードがデバイスのフォーマット形式に対応していない可能性があります。この場合、適切なフォーマットを行う必要がありますが、データが消失するリスクがあるため、バックアップを取ってから操作することを強く推奨します。
SDカードの物理的な故障
物理的損傷の場合、復元は困難です。自力での復元が難しい場合は、データ復旧業者に相談することが最善の方法です。専門業者であれば、物理障害や深刻な論理障害に対しても対応できるため、重要なデータを安全に復元できる可能性が高まります。
デジタルデータリカバリーでは、41万件以上(2011年1月1日〜)の豊富な相談実績を持ち、物理的な故障や重度のデータトラブルなど、さまざまなケースにおいて正確な初期診断を行い、問題の原因を迅速かつ的確に特定します。
SDカードにアクセスできないときの対処法
SDカードにアクセスできない場合、以下の対処法を試してみてください。
接触端子の清掃
接触不良が原因でSDカードが認識されない場合、端子部分の清掃が効果的です。エアダスターや柔らかい布を使って清掃してください。
SDカードをフォーマットする
ファイルシステムにエラーがある場合、SDカードのフォーマットが必要です。フォーマットを行う前に、必ずバックアップを取ることをお勧めします。
- デバイスの「設定」アプリを開きます。
- 「ストレージ」を選択し、SDカードを選びます。
- 「フォーマット」オプションをタップし、確認します。
デバイスのシステムを再起動する
デバイス自体に問題がある場合、システムの再起動で問題が解決することがあります。SDカードが正しく認識されない場合は、再起動を試してください。
カードリーダーを使用する
デバイスが直接SDカードを認識しない場合、カードリーダーを使用してPCに接続し、カードの状態を確認してください。
データ復旧ソフトを試す
ファイルシステムのエラーが原因でSDカードにアクセスできない場合、データ復旧ソフトを使用してデータの取り出しを試みることができます。ただし、物理的な故障の場合、復旧は困難です。
データ復旧業者に相談する
物理的な損傷や、ソフトウェアによる復旧が不可能な場合、データ復旧業者に依頼するのが最善策です。専門業者は高度な技術を用いて、失われたデータを復旧できる可能性があります。
- 物理的損傷のあるSDカードからもデータを取り出せる可能性が高い。
- 専門的な設備を使用するため、成功率が高い。
- 自力での復旧作業が不要で、安心して任せられる。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ消失のリスクを最小限に抑え、確実にデータを取り出すためには、自己診断や修復を試みず、速やかに専門家に相談することが重要です。専門家は適切な診断ツールと経験を持っており、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。
特に重要なデータが含まれている場合は、データ復旧の専門家に相談することが最も安全で確実な方法です。データ復旧業者では、機器に発生している症状をもとにエンジニアが正確な初期診断を行い、故障原因を特定することが可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
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復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。