突然SDカードが認識されなくなったり、エラーメッセージが表示されたりして困ったことはありませんか?
この記事では、SDカードのフォーマットとは何か、正しいフォーマットの方法、そしてフォーマットによって消えてしまったデータの復元方法について詳しく解説します。
目次
SDカードのフォーマットとは

フォーマットとは、SDカードやUSBメモリなどの記憶媒体に保存されているデータを一度すべて削除し、新たにデータを保存できるよう初期化する作業です。ファイルシステムが再構築され、データの読み書きが正常に行えるようになります。特にファイルシステムが破損したり、互換性の問題が発生した際に有効です。
ただし、フォーマットを行うと基本的にすべてのデータが消去されてしまいます。もし、フォーマット前にバックアップを取っていなかった場合や、大切なデータを失う可能性がある場合は、すぐにデータ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。専門業者は、フォーマットされた記憶媒体からでも高い確率でデータを取り戻すことが可能です。
デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が41万件以上の相談経験(算出期間:2011年1月1日~)をもとに「初期診断」を行い、障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しているので、まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
SDカードをフォーマットする方法
SDカードを正しくフォーマットすることで、エラーの解消やパフォーマンスの向上が期待できます。以下では、WindowsとMacでのフォーマット手順を詳しく説明します。
Windowsでのフォーマット手順
WindowsでSDカードをフォーマットするには、以下の手順に従ってください。
- SDカードをカードリーダーに挿入し、パソコンに接続します。
- 「エクスプローラー」を開き、SDカードを右クリックします。
- メニューから「フォーマット」を選択します。
- ファイルシステム(例:FAT32、exFAT、NTFS)を選択します。
- 「クイックフォーマット」のチェックボックスを選択し、「開始」をクリックします。
- 確認メッセージが表示されたら、「OK」をクリックしてフォーマットを実行します。
Macでのフォーマット手順
MacでSDカードをフォーマットする場合は、以下の手順を参考にしてください。
- SDカードをカードリーダーに挿入し、Macに接続します。
- 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ディスクユーティリティ」を開きます。
- 左側のリストからSDカードを選択します。
- 「消去」タブをクリックします。
- フォーマット(例:MS-DOS(FAT)、ExFAT)と名前を設定します。
- 「消去」をクリックしてフォーマットを開始します。
フォーマットによって消えたデータの復元方法
誤ってフォーマットしてしまい、データが消えてしまった場合でも、適切な方法で復元できる可能性があります。
データ復元ソフトを使用する
市販のデータ復元ソフトを使用することで、消えたデータを自力で復元できる場合があります。
- 信頼できるデータ復元ソフトをダウンロードし、インストールします。
- ソフトを起動し、SDカードをスキャンします。
- 復元可能なファイルの一覧が表示されたら、必要なファイルを選択します。
- 復元先を指定し、データを保存します。
データ復元ソフトを使用する注意点
ただし、データ復元を試みる際には、以下の点に注意してください。
- SDカードの使用を中止する(新たなデータを書き込まない)
- 複数の復元ソフトを試さない(データ破損のリスク)
- 早めに対処する(時間経過で復元率が下がる)
特にデータ復元ソフトを使用する際、データの上書きリスクが最大の懸念です。
新しいデータがSDカードに書き込まれると、復元できたはずのファイルが完全に上書きされ、回復不可能になることがあります。特に消失した直後にカードを使い続けると、このリスクが大幅に高まります。
もともと、市販のデータ復元ソフトは万能ではなく、特に物理的な損傷がある場合や、ファイルシステムに深刻な問題がある場合、復元できないケースもあります。そういった場合は、早めに専門業者に相談することが推奨されます。
専門のデータ復旧業者に依頼する

大切なデータを失う前に、専門のデータ復旧業者への早めの相談を強くおすすめします。エラーメッセージやフォーマットが原因でアクセスできなくなったSDカードでも、プロの手にかかればデータを取り戻せる可能性は十分にあります。個人では難しい物理的な故障や深刻な論理障害にも、高度な技術で対応可能です。
デジタルデータリカバリーでは、41万件以上の相談実績(算出期間:2011年1月1日~)をもとに、迅速かつ的確な対応を行っており、機器ごとに専門のエンジニアが無料で初期診断を実施しています。重要なデータを守るため、まずはお気軽にご相談ください。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。