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Windows10のPCでUSBメモリが認識しない原因と対処法を専門家が解説

Windows 10/11でUSBメモリを認識しない原因と症状別の対処法10選

USBメモリは、安く、持ち運びに便利なため、様々な場面で使用されています。しかし、USBメモリは超精密機器であり、扱い方に問題があると「突然認識しなくなった」「読み込まない」といったトラブルが起きることも珍しくありません。

USBメモリが認識しなくなった場合、適切な対応を取らなければ、機器・データともに完全にクラッシュさせてしまう恐れもあります。

このページでは、Windows 10のパソコンでUSBメモリを認識しない原因と、症状別の対処法についてご紹介します。場合によっては自力での対処が難しいこともあるため重要なデータが保存されている場合は専門業者に相談することをおすすめします。

Windows10のPCでUSBメモリが認識しないときの主な症状

Windows10のPCでUSBメモリが認識しないときの主な症状は次の通りです。

Windows10のPCでUSBメモリが認識しないときの主な症状
  • USBメモリを接続してもエクスプローラーに表示されない
  • 「ディスクの管理」にUSBメモリが表示されず、デバイス自体が認識されていない
  • 「未割り当て」または「RAW」と表示され、フォーマットを要求される
  • USBメモリが一瞬認識されるが、すぐに接続が切れる
  • デバイスマネージャーで「不明なデバイス」やエラーアイコンが表示される
  • USBメモリが表示されるが、アクセスできず「フォーマットしますか?」とメッセージが出る

同じ症状でも、原因はさまざまです。USBを認識させるためには適切な対処法を実行する必要があります。状況を見誤り、適切でない対処法を実行してしまうと状況が悪化し、最悪2度と解決できなくなる可能性があります。

Windows10のPCでUSBメモリが認識しない原因は、見た目や使用感から判断できるようなもの(起動ランプ・異音など)だけではないため、自己判断では原因を見誤ってしまうケースが多いです。そのため正確な原因を把握し起動させるには知見を持った業者の診断を受ける必要があります。

当社では相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。ぜひ気軽にご相談ください。


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【必見】対処が難しい物理障害とは

Windows10のPCでUSBメモリが認識しない原因として、まず懸念すべきなのが、「物理障害」です。物理障害とは以下を指します。

  • 落下などの衝撃(部品破損)
  • 機器に水をこぼした(水没)
  • 電源のつけっぱなしや高負荷な処理による過熱(熱暴走)
  • 経年劣化によるUSBの寿命(~5年程度)

物理障害が発生すると、ソフトウェアツールや再起動などを試しても効果がなく、むしろ損傷が拡大することもあります。

物理障害からの復旧には専門的な知識と特殊な設備が必要なため、原則自力での対応は不可能です。正常に起動させるためには、専門家に対処してもらう必要があります。

デジタルデータリカバリーは、国内最大級のデータ復旧ラボを有しており、通常の物理障害の復旧だけでなく、他社で復旧できないほど難易度の高い機器のご相談を7,300件以上(算出期間:2016年6月1日~)いただいております。お困りの際は是非ご相談ください。

Windows10のPCでUSBメモリが認識されない原因

Windows10のPCでUSBメモリが認識されない原因は次の5つです。

USBメモリの電力供給不足

USBメモリが起動しない場合、電力不足の可能性があります。たとえばUSBハブを経由し、他の機器と一緒に利用する場合、供給される電力量が分散され電力不足になることがあります。

デバイスドライバーが正常に作動しない

デバイスドライバーとは、コンピューターに接続した機器とソフトウェアとの通信を制御するプログラムです。 デバイスドライバーが正常に作動しない場合、パソコンに接続した機器は正常に認識されないため、使用することができなくなります。

USBメモリの熱暴走

  • 機器に接続したまま長時間使用する
  • データ容量の大きいデータを処理する
  • 一度に大量のデータの移動や読み込みを行う

以上の行動などが原因でUSBメモリが高温となると、熱尾暴走を起こし、認識不良やデータにアクセスできなくなることがあります。

USBメモリのファイルシステム破損

USBメモリのファイルシステム破損とは、USBメモリ内のデータのインデックスが壊れてしまっている状態です。論理障害とも呼ばれ、「読み書き中に抜いてしまった」または「処理中に電源が落ちた」といった場合や「誤操作による削除」「フォーマット」「初期化」が原因で発生します。

USBメモリの物理的故障

USBメモリは持ち運びが簡単なメディアだけあって、「踏みつける」「水没させる」などで物理的に故障してしまうことが少なくありません。また長時間利用による経年劣化も物理的故障の原因となります。物理的に破損したUSBを自力で修復、復旧させることは難しく、無理に認識させようとツールをかけると症状を悪化させてしまう恐れがあります。

デジタルデータリカバリーでは、物理的に故障したUSBメモリのデータ復旧実績が多数あります。相談~見積まで無料で対応していますので、是非ご相談ください。

Windows10のPCでUSBメモリが認識されない時の対処法

「USBドライブにディスクを挿入してください」とメッセージ画面が表示されたときの対処法!ここから、Windows10のPCでUSBメモリが認識されないときの対処法を紹介します。

高速スタートアップ修復を実行する

高速スタートアップは、Windows 8以降で採用された機能で、シャットダウン時の状態を保存し、次回の起動を速くする仕組みです。手順は以下です。

  1. 「スタート」ボタンから「すべてのアプリ」を選択
  2. 「Windowsツール」を選択
  3. 「コントロールパネル」を選択
  4. 「ハードウェアとサウンド」を選択
  5. 「電源ボタンの動作の変更」を選択
  6. 「現在利用可能ではない設定を変更します」を選択
  7. 「シャットダウン設定」内の、「高速スタートアップを有効にする(推奨)」を選択し、チェックをすべて外す
  8. 「変更の保存」を選択
  9. 高速スタートアップ修復が完了

ただし、シャットダウン時と起動時で異なる機器を接続すると認識できないことがあります。これを回避するには、高速スタートアップを無効にすることが有効です。

Bluetooth省電力設定を無効化する

「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」オプションが有効だと、Bluetooth機器の電源をパソコンからオフにできますが、これにより接続に不具合が生じることがあります。

USBのセレクティブサスペンドの設定を無効化する

Windows 11/10には「セレクティブサスペンド」という、省電力のために一定時間操作がないUSB接続機器の電源を自動的に落とす機能があります。

しかし、この機能が原因でUSBやBluetooth機器の動作が不安定になったり、接続が頻繁に切れる問題が発生することがあります。セレクティブサスペンドを無効にすると、パソコンの電源が入っている間はUSB機器の電源が自動的に切れなくなります。

Windows10のPCを再起動する

Windows10のPCがUSBメモリを認識できない場合、軽微な論理障害に限り、再起動で、元通りUSBメモリが認識できるようになります。ただし再起動はWindows10のPCに負荷がかかるため、繰り返し再起動を実行すると別の障害を誘発するおそれもあります。一度再起動を試してもUSBメモリが認識されない場合は、データ復旧業者に相談することをおすすめします。

デバイスドライバを更新する

ドライバーの更新

デバイスドライバとは、パソコンに接続された周辺機器をコントロールするソフトウェアです。古いデバイスドライバのままだと、ブルースクリーンにおちいることがあるため、デバイスドライバは都度更新しておきましょう。

デバイスドライバの更新方法
  1. セーフモードで起動後「デバイス マネージャー」と検索欄に入力します。
  2. デバイス一覧から、更新するデバイスをダブルクリックします。
  3. プロパディの「ドライバータブ」から「ドライバーの更新」を選択すると完了です。

システムの復元を行う

システムの復元

パソコンの設定を過去の状態に戻すことで、USBメモリが認識されない原因が解消されることがあります。パソコンの設定を以前の状態に戻す場合、「システムの復元」という機能が有効です。あらかじめ、復元ポイントが生成されていれば、ここから、パソコンの設定を以前の状態に戻すことができます。

システム復元を行う手順
  1. 検索ボックスに「復元ポイント」と打ち込む。
  2. 表示されたプロパティから「システムの保護」→「システムの復元」→「次へ」と進む。
  3. 復元ポイントを一覧から選択し「次へ」→「完了」に進む。

CHKDSKで修復

Windowsには、ドライブに破損がないかチェックし、自動修復を試みるコマンドが搭載されており、そのうちの1つが「チェックディスク(chkdsk)」です。ただし、chkdskはドライブ全体にスキャンをかけるため、負担をかけやすいというデメリットがあります。

また、いつまでもコマンド修復が終わらない場合、重度障害が起きている可能性がありますので、この際はCHKDSKでの修復作業は極力控えてください。

CHKDSK実行方法
  1. Win+Rキーを同時に押しファイル名を指定して実行のウィンドウを開きます。
  2. cmdと入力しコマンドプロンプトを起動します。チェックディスク
  3. 「chkdsk d/f(ドライブ名)」と入力し、Enterで実行します。chkdsk

 

自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する


自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。

データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。

デジタルデータリカバリーの強み

選ばれ続ける6つの理由デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。

一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。

初期診断・相談・見積まで無料で対応可能

初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。

データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。相談問合せ

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よくある質問

復旧できるか診断してもらうのにお金はかかりますか?

いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。

※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。

機器の無料診断・データ復旧のご依頼はこちらからお問い合わせください>

復旧完了までどのくらいの期間がかかりますか?

機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。

弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。

最短15分で診断可能!お問い合わせはこちらから>

営業時間を教えてください

営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。

電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)

電話番号:0800-333-6302

来社受付:9:30~21:00

メールでのお問い合わせはこちら>

他社で復旧できないといわれた機器でも復旧できますか?

復旧できる可能性がございます。

弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。

他社不可相談件数7,300件超!デジタルデータリカバリーへのご相談はこちら>

この記事を書いた人


デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。

 

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