おもいでばこは、バッファローが販売するデジタルフォト・アルバムのことを指します。パソコンなどの写真や動画を取り込んで自動整理する機能がありますが、突然SDカードが認識できなくなる可能性があります。
おもいでばこをご利用中にSDカードが認識されない問題に直面すると、大切な思い出が失われるリスクに不安を感じることでしょう。
この記事では、SDカードが認識しない主な原因と、それに対する具体的な対処法をわかりやすくご紹介します。
目次
おもいでばこでSDカードが認識しない原因とは
おもいでばこでSDカードが認識しない原因は以下があります。
SDカードの物理的な損傷
SDカードが物理的に損傷している場合、おもいでばこが正しく認識できなくなります。落下や水濡れなどの外部からのダメージが原因となることが多いです。
SDカードのフォーマット形式の不適合
おもいでばこが対応しているフォーマット形式でない場合、SDカードが認識されません。例えば、FAT32やexFATなど、デバイスがサポートしている形式でフォーマットされているか確認が必要です。
おもいでばこのソフトウェアの不具合
おもいでばこのファームウェアやソフトウェアに不具合があると、SDカードの認識に問題が発生することがあります。最新のソフトウェアにアップデートされているか確認しましょう。
SDカードの寿命
SDカードは使用回数に伴い寿命が短くなります。古いSDカードは読み書きのエラーが発生しやすく、認識されなくなる可能性が高まります。
接触不良
SDカードとおもいでばこのスロットとの接触が不良になると、認識されない原因となります。スロットやカード自体に汚れやほこりが溜まっている場合も同様です。
SDカードが故障している場合は、データ復旧する必要があります。デジタルデータリカバリーでは、故障したSDカードのデータ復元実績が多数ございますので、ぜひご相談ください。
おもいでばこでSDカードが認識しない時の対処法
SDカードが認識されない場合、以下の対処法を順に試してください。これらの方法を実行することで、多くの問題が解決する可能性があります。特に重要なデータが含まれている場合は、慎重に対応することが重要です。
SDカードを取り出し、再度挿入してみる
SDカードが正しく挿入されていない場合、認識されないことがあります。SDカードを慎重に取り出し、再度しっかりと挿入してください。挿入時に無理な力を加えないように注意しましょう。
別のSDカードで試してみる
現在使用しているSDカードに問題があるかを確認するために、別のSDカードを使用しておもいでばこに挿入してみてください。別のSDカードでも認識されない場合、おもいでばこ自体に問題がある可能性が高いです。
SDカードスロットに異物がないか確認する
SDカードスロット内にほこりや異物が溜まっていると、接触不良を引き起こすことがあります。スロット内を慎重に清掃し、異物を取り除いてから再度SDカードを挿入してください。
おもいでばこの再起動
おもいでばこ自体の一時的な不具合が原因でSDカードが認識されないことがあります。一度おもいでばこを再起動し、再度SDカードを挿入してみてください。
おもいでばこの電源を一度切り、再起動してみる
おもいでばこの電源を完全に切り、数分間待ってから再度電源を入れます。これにより、内部のシステムがリセットされ、SDカードの認識問題が解消されることがあります。
SDカードのフォーマット
SDカードのフォーマット形式が不適合の場合、おもいでばこで認識されないことがあります。パソコンを使用してSDカードをFAT32形式でフォーマットしてみましょう。重要なデータは事前にバックアップすることを忘れないでください。
- パソコンにSDカードを挿入する。
- 「マイコンピュータ」または「このPC」を開き、SDカードのドライブを右クリック。
- 「フォーマット」を選択。
- 「ファイルシステム」を「FAT32」に設定し、「開始」をクリック。
- フォーマットが完了したら、SDカードを取り出し、おもいでばこに挿入する。
おもいでばこのソフトウェア更新
おもいでばこのソフトウェアが最新でない場合、SDカードの認識に問題が発生することがあります。おもいでばこの設定メニューから、最新のソフトウェアにアップデートしてください。
SDカードの互換性確認
おもいでばこが対応しているSDカードの規格を確認し、使用しているSDカードが適合しているかを確認します。おもいでばこがサポートしていない規格のSDカードは、認識されない可能性があります。
SDカードスロットの清掃
SDカードスロット内部にほこりや汚れが溜まっている場合、接触不良を引き起こします。綿棒やエアダスターを使用して、慎重にスロットを清掃しましょう。
データ復旧の検討
SDカードに重要なデータが含まれている場合、データ復旧サービスの利用を検討してください。データ復旧業者では、専門的な技術を用いてデータを回復することが可能です。特に物理的な損傷や高度な論理障害が原因の場合、プロの手を借りることが最善の選択となります。
おもいでばこでSDカードが認識しない時の注意点
おもいでばこでSDカードが認識されない問題に直面した際、以下のポイントに注意しましょう。これらの注意点を守ることで、さらなるデータ損失を防ぎ、安全に問題を解決することができます。
電源の入り切りを繰り返さない
おもいでばこの電源を頻繁に入れたり切ったりすることで、内部のSDカードやデバイスに負荷がかかり、さらなる損傷を招く恐れがあります。特に、SDカードが物理的に破損している場合、電源の切り替えが原因でデータが完全に失われるリスクが高まります。
自分で修理しない
おもいでばこやSDカードの修理を自分で試みると、保証が無効になったり、さらなる損傷を引き起こす可能性があります。特に、内部の部品に触れることで、データが完全に消失するリスクがあります。問題が解決しない場合は、必ず専門のサポートセンターやデータ復旧業者に相談しましょう。
確実にデータ復旧を行う場合はデータ復旧の専門家まで相談する
データ復旧のプロはファイル構造を解析し、バイナリデータを修復して復元します。データ消失のリスクを最小限に抑え、確実にデータを取り出すためにも、自己診断や修復を試みず、速やかに専門家に相談することが重要です。
私たちデジタルデータリカバリーでは破損したファイル構造を解析し、バイナリデータを修復して復元します。これにより、復元ソフトで対応できない物理障害や重度の論理障害からデータを復元でき、正確な初期診断で故障原因の特定が可能です
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、当社では経験豊富な技術者が41万件以上の相談経験(算出期間:2011年1月1日~)をもとに「初期診断」を行い、障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
機器別エンジニアによる、無料の初期診断も行っていますので、お気軽にご相談ください。365日24時間体制で電話受付を行っており、今後の対応方法を無料でご案内いたします。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。