SDカードは、デジタルカメラやスマートフォンなど、多くのデバイスで利用される便利なストレージデバイスです。しかし、挿入したまま抜けなくなると、慌ててしまうこともあるでしょう。力任せに引っ張ると、カードやデバイスが破損する恐れがあります。
本記事では、安全にSDカードを取り出す方法と、抜けない場合の対処法を解説します。自力で解決が難しい場合は、専門業者への相談を検討してください。
目次
SDカードが抜けなくなる原因

SDカードが抜けなくなる原因はいくつか考えられます。以下に主な原因をまとめました。
シールやラベルの貼付による厚み増加
SDカードにシールやラベルを貼ると、カードが厚くなり、スロット内で引っかかる原因になります。特にシールが剥がれかけていると、粘着部分がスロット内部に貼り付き、抜けなくなることがあります。
SDカードの物理的な破損
SDカードが割れていたり、欠けていたりすると、スロット内で引っかかる可能性があります。無理に押し込むと、さらに状況が悪化することがあります。
スロット内部の異物混入
スロット内にホコリや小さなゴミが入っていると、SDカードの出し入れがスムーズにいかなくなります。特に長期間使用していないデバイスでは要注意です。
スロットのバネやストッパーの故障
スロットの機械的な部分であるバネやストッパーが故障すると、カードの挿入や取り出しが困難になります。
静電気の影響
静電気が溜まっていると、カードがスロット内で引っかかる原因になります。冬場や乾燥した環境では特に注意が必要です。
経年劣化による接触不良

自力での対応が難しい場合は、データ復旧業者に相談することが最善

もし自力での対応が難しい場合は、データ復旧業者に相談することが最善の方法です。
もし自力での対応が難しい場合は、データ復旧業者に相談することが最善の方法です。不用意な操作は、状況をさらに悪化させるリスクがあるため注意が必要です。たとえば「に繰り返し電源を入れる」、または「市販の修復ソフトを試みる」ことは、データ消失のリスクを高める可能性があります。
専門業者であれば、耐用年数を超えたSDカードの物理的故障や、ファイルシステムの破損といった深刻な論理障害にも対応可能です。また、専用設備や高精度の技術を駆使することで、データを安全かつ迅速に復元できる可能性が大きく向上します。
「デジタルデータリカバリー」では、これまでに46万件以上の相談実績(2011年1月1日〜)を誇り、15,000件以上の復旧事例をもとに培った専門知識と技術で、データ復旧件数割合91.5%(一部復旧を含む*)という高い復旧成功率を誇ります。
また初期診断では、損傷状況やデータの保存状態を正確に分析し、最適な復旧プランをご提案します。これにより、必要以上のコストや時間をかけることなく、迅速かつ効率的な解決が可能です。異常を感じたら、迷わずご相談ください。初期診断やお見積りは無料で、24時間365日体制でご相談を受け付けています。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
SDカードが抜けなくなったときの対処法

SDカードが抜けなくなった場合、以下の対処法を試してみてください。
対処法①:再度押し込んでから取り出す
SDカードは押し込むと飛び出すタイプが多いです。一度、カードを奥までしっかり押し込み、その後ゆっくりと取り出してみてください。
対処法②:セロテープを使って引き出す
カードが少しだけ見えている場合、セロテープを使って引き出す方法があります。
- セロテープを細長く切ります。
- 粘着面をカードに貼り付けます。
- ゆっくりと引っ張ってカードを取り出します。
対処法③:ピンセットや爪を使用する
カードの端が見えている場合、ピンセットや爪でそっと引き出すことができます。ただし、強く引っ張るとカードやスロットを傷つける恐れがあるので注意してください。
対処法④:スロット内部を清掃する
スロット内部にホコリやゴミが溜まっていると、カードが引っかかる原因になります。
- デバイスの電源を切ります。
- エアダスターを用意します。
- スロット内部にエアを吹きかけ、ホコリを除去します。
- 再度、カードを取り出してみます。
対処法⑤:静電気を除去する
静電気が原因でカードが抜けない場合があります。以下の方法で静電気を除去してみてください。
- デバイスの電源を切ります。
- 金属製の物(ドアノブなど)に触れて静電気を放出します。
- 再度、カードの取り出しを試みます。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。