SDカードの書き込みエラーに直面したことはありませんか?旅行の写真や大切な書類を保存しようとしたときにエラーが発生すると、データが失われるのではないかと不安になります。
本記事では、SDカードの書き込みエラーの主な原因と、それに対処する具体的な方法をわかりやすく解説します。さらに、データ消失リスクが高い場合の適切な対応策についても紹介しますので、安心してデータを守る方法を学びましょう。

目次
SDカード書き込みエラーの原因
SDカードの書き込みエラーに直面すると、大切なデータが失われるリスクが生じます。このようなトラブルに対処するために、まずは原因を特定し、それに応じた解決策を実行することが重要です。この記事では、SDカードの書き込みエラーの主な原因と、解決方法について詳しく解説します。
SDカードの物理的な損傷
SDカードが物理的に損傷している場合、書き込みエラーが発生することがあります。特に、カード自体がひび割れたり、接続端子が汚れていると、デバイスがSDカードを正しく読み込めなくなります。
物理的損傷の場合、復元は困難です。自力での復元が難しい場合は、データ復旧業者に相談することが最善の方法です。専門業者であれば、物理障害や深刻な論理障害に対しても対応できるため、重要なデータを安全に復元できる可能性が高まります。
デジタルデータリカバリーでは、41万件以上(2011年1月1日〜)の豊富な相談実績を持ち、物理的な故障や重度のデータトラブルなど、さまざまなケースにおいて正確な初期診断を行い、問題の原因を迅速かつ的確に特定します。
書き込み保護がオンになっている
SDカードには物理的なロック機能が備わっており、側面のスイッチが「LOCK」位置にある場合、データの書き込みができなくなります。
ファイルシステムの破損
SDカードのファイルシステムが破損していると、正常にデータを保存することができず、書き込みエラーが発生することがあります。この場合、フォーマットを行う必要がありますが、データが消去されるため、注意が必要です。
SDカードの寿命
SDカードは消耗品です。長期間使用している場合、書き込みエラーが発生する可能性があります。データ保存の失敗や頻繁なエラーが見られる場合、寿命のサインと考えられます。
互換性の問題
特定のデバイスやオペレーティングシステムが、SDカードのフォーマット形式に対応していない場合、書き込みエラーが発生することがあります。デバイスの仕様を確認し、対応するフォーマットを使用することが重要です。
SDカード書き込みエラーの対処法

書き込みエラーに遭遇した場合、次の対処法を試してみてください。
書き込み保護スイッチを確認する
SDカード側面にある書き込み保護スイッチが「LOCK」位置にあると、データの書き込みができません。スイッチを確認し、解除しましょう。
- SDカードをデバイスから取り外します。
- SDカード側面のスイッチを「LOCK」から反対の位置にスライドします。
- 再度デバイスに挿入し、書き込みが可能か確認します。
別のデバイスでテストする
書き込みエラーがSDカード側の問題ではなく、デバイス側の問題である可能性もあります。別のデバイスでSDカードを試してみましょう。
- 別のパソコンやスマートフォンにSDカードを挿入します。
- 書き込み可能かどうかテストします。
- 問題が解決しない場合、SDカード側に問題がある可能性があります。
SDカードをフォーマットする
ファイルシステムの破損が原因で書き込みエラーが発生している場合、フォーマットすることで解決することがあります。ただし、フォーマットするとデータが消去されるため、重要なデータがある場合は事前にバックアップを取ってください。
- SDカードをパソコンに挿入します。
- 「エクスプローラー」からSDカードを右クリックし、「フォーマット」を選択します。
- フォーマット形式を「FAT32」または「exFAT」に設定し、実行します。
- フォーマットが完了したら、再度データの書き込みを試します。
チェックディスクを実行する
Windowsでは、「chkdsk」コマンドを使用してSDカードのエラーを修復することができます。これにより、ファイルシステムのエラーを修復し、書き込みができるようになる場合があります。
- SDカードをパソコンに挿入します。
- コマンドプロンプトを管理者権限で開きます。
- 「chkdsk [ドライブ文字] /f」と入力し、エンターキーを押します。
- 修復が完了したら、SDカードの状態を確認します。
ドライバーの更新を行う
SDカードリーダーのドライバーが古い場合、書き込みエラーが発生することがあります。デバイスマネージャーからドライバーを更新してみましょう。
- 「デバイスマネージャー」を開きます。
- 「ディスクドライブ」や「SDカードリーダー」を選択し、右クリックします。
- 「ドライバーの更新」を選択し、最新バージョンをインストールします。
- 再起動して、SDカードに再度アクセスしてみてください。
専門ソフトウェアの使用
市販されているデータ復旧ソフトウェアを使うことで、SDカードのエラーを修復できる場合があります。無料または有料のソフトウェアを利用し、データの書き込みエラーを解消しましょう。
- 信頼できるデータ復旧ソフトウェアをインストールします。
- SDカードをパソコンに挿入し、ソフトウェアを実行します。
- ソフトウェアの指示に従って、エラー修復とデータ復旧を行います。
専門家に依頼する
SDカードが物理的に損傷している、または上記の対処法で解決しない場合、データ消失のリスクが高まります。このような状況では、自力での復旧が困難であるため、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。特に重要なデータが含まれている場合、専門家による対応が最も安全です。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。