3DSのSDカードに保存されたデータを別の3DSに移行したいけれど、パソコンが使えない状況にある方も多いかもしれません。このような状況でも、実はパソコンを使用せずにデータ移行を行う方法が存在します。
しかし、正しい方法でデータ移行しなければ、SDカードに保存しているデータをすべて消失する可能性があります。
本記事では、3DS同士の直接通信や、SDカードを使用したデータ移行手順をわかりやすく解説し、データ消失リスクに対する注意点も併せて紹介します。
目次
3DSから3DSへ直接通信でデータを移行する方法
パソコンを使わずにデータを移行する方法として、3DS同士の直接通信が挙げられます。この方法では、インターネットに接続した3DS同士でローカル通信を行い、データを移行します。
インターネット接続の確認
まずは両方の3DSをインターネットに接続してください。3DS本体設定の「インターネット設定」からWi-Fiに接続する手順を行います。インターネット接続が確認できたら、次のステップに進みます。
データ移行の準備
移行元となる3DS本体で「本体設定」→「その他の設定」→「ソフトとデータの引っ越し」を選びます。このオプションはデータ移行を行うための準備です。ここで、移行先の3DS本体との通信が確立されます。
本体同士での通信
移行元3DSの設定が完了すると、移行先3DSとのローカル通信が開始されます。この通信により、データが無線で転送されるため、2台の本体を近くに配置してください。
移行データの確認
移行が完了したら、移行先の3DSでデータが正しく移行されているかを確認してください。この時、必要なデータが全て移行されていることを必ず確認するようにしましょう。
バッテリーの確認
データ移行中はバッテリー消耗が激しいため、両方の3DSが十分なバッテリーを持っていることを確認してください。途中でバッテリーが切れるとデータが消失するリスクがありますので注意が必要です。
SDカードを使用したデータ移行方法(New 3DSの場合)
New 3DSへデータを移行する場合は、SDカードの直接交換が可能です。移行元3DSのSDカードに保存されているデータをNew 3DS用のmicroSDカードにコピーすることで、パソコン無しでデータ移行を行うことができます。
データのコピー
移行元の3DSに保存されているデータを、microSDカードへコピーします。3DS本体設定内の「SDカードの管理」メニューから、microSDカードにデータを転送する手順を行ってください。
microSDカードの挿入
コピーが完了したら、New 3DS本体にmicroSDカードを挿入します。カードスロットは本体背面にあるため、取り扱いには注意しましょう。
データの移行確認
New 3DSを起動し、データが正しく移行されているか確認します。必要なデータがすべて移行されていない場合、再度コピーを行う必要があります。
バッテリー残量の確認
この方法でもバッテリー消耗が問題となるため、必ず移行前にバッテリー残量を確認しておくことが重要です。
事前にバックアップを取る
データ移行前にバックアップを取ることは非常に重要です。データ移行に失敗した場合や、予期せぬトラブルが発生した際に、データを取り戻すことができるためです。バックアップは定期的に行いましょう。
注意すべきデータ消失リスク
3DSのデータ移行を行う際には、いくつかのデータ消失リスクが存在します。特にハードウェアの故障や、バッテリー切れなどの問題が発生すると、データが消えてしまう可能性があります。これらのリスクを回避するために、以下の点に注意しましょう。
- バッテリーの残量を確認し、移行中に電源が切れないようにする。
- SDカードやmicroSDカードを慎重に扱い、データ破損を防ぐ。
- バックアップを必ず取り、データ消失に備える。
データが取り出せない・自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。