SDカードが水没してしまうと、データが失われるリスクが非常に高まります。この記事では、SDカードが水没した際の適切な対処法や注意点について解説します。大切なデータを守るために、以下の手順をしっかり確認しましょう。
目次
SDカード水没の原因
SDカードが水没するケースは意外と多く、日常生活やアウトドア活動での不注意から発生します。例えば、スマートフォンやカメラに挿入したまま雨の中で使用したり、洗濯機に入れてしまうことがあります。また、バッグやポケットの中で飲み物をこぼすことも原因の一つです。これらの状況でSDカードが水没すると、回路がショートしてしまう可能性があり、データが消失するリスクが高まります。大切なデータが保存されている場合は専門業者速やかに問い合わせることをおすすめします。
SDカードが水没した場合の対処法

SDカードが水没した際、適切な対処を行うことでデータを救える可能性があります。以下に、具体的な手順を説明します。
電源を切る
水没したSDカードが挿入されているデバイス(カメラやスマートフォンなど)を使用している場合、すぐに電源をオフにして、カードを取り出してください。電源が入っている状態で水に濡れたカードを使用し続けると、内部回路がショートしてカード自体が損傷するリスクが高まります。
水分を拭き取る
SDカードを取り出したら、柔らかく乾いた布で表面の水分を軽く拭き取ります。拭き取りの際、強くこすらないように注意してください。水分が接点部分に残っていると、データの読み込みが不安定になったり、さらなる損傷が発生する可能性があります。
自然乾燥させる
カードの表面を拭き取った後、自然乾燥させます。ヘアドライヤーや電子レンジなどで強制的に乾燥させることは避けてください。これにより、カードが過熱して破損する恐れがあります。室温で乾燥させることが重要であり、少なくとも24〜48時間は完全に乾燥するのを待ちましょう。
- SDカードをデバイスから取り外す
- 乾いた布で表面を拭く
- 室温で24〜48時間自然乾燥させる
- データが復元可能かを確認する
データ復旧の専門家に相談する
もしもSDカードに重要なデータが保存されている場合、自力での復元は難しい可能性があります。特に、カード内部に水分が残っていると、後からショートするリスクがあります。このような場合は、データ復旧の専門家に相談することを強くおすすめします。専門家は、物理的に損傷したカードからでもデータを取り出せる可能性があります。

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SDカード水没によるリスク

SDカードが水没すると、以下のようなリスクが考えられます。
- 内部回路のショート – 水がカードの内部に浸入し、回路がショートすることがあります。
- データの消失 – 回路の損傷によって、保存されているデータが消失するリスクがあります。
- カード自体の破損 – 水分や物理的な損傷によってカード自体が壊れることがあります。
このようなリスクを避けるため、カードが水没した場合はすぐに適切な対処を行い、必要に応じて専門家に相談しましょう。
SDカード水没時の注意点
水没したSDカードに対しては、適切な対応が必要です。以下の点に注意してください。
- すぐに使用しない – 表面が乾いたとしても、内部に水分が残っている場合があります。カードが完全に乾燥するまで使用を控えましょう。
- 強制的に乾燥させない – ヘアドライヤーや電子レンジなど、強制的に乾燥させる方法は避けてください。カードが破損する可能性があります。
- 無理にデータを復元しない – 自力でデータ復元を試みると、さらに状況を悪化させる恐れがあります。大切なデータがある場合は、専門家に依頼しましょう。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。