Windows 7のPCでUSBメモリが認識されない場合、いくつかの原因が考えられます。この記事では、USBメモリが認識されない原因とその解決方法を具体的な手順で紹介します。
目次
USBメモリが認識されない場合の原因と対処法
USBメモリが認識されない場合、以下の方法を順に試してみてください。
物理的な接続の確認
USBメモリがしっかりと挿入されているか、別のUSBポートを試してみることで、接触不良の可能性を確認できます。また、端子やポートの汚れが原因の場合もあるので、清掃が必要です。
- USBメモリを別のUSBポートに接続してみる。
- 端子やポートに汚れがないか確認し、必要に応じて清掃する。
ドライバーの更新または再インストール
デバイスマネージャーで該当するUSBメモリのドライバーを更新または再インストールすることで、認識しない問題が解決することがあります。
- デバイスマネージャーを開き、「ディスクドライブ」または「USBコントローラー」を展開する。
- 該当するUSBメモリを右クリックし、「ドライバーの更新」または「アンインストール」を選択する。
- 指示に従ってドライバーを更新または再インストールし、PCを再起動する。
ドライブレターの割り当て
USBメモリが「ディスクの管理」で認識されている場合、ドライブレターを新たに割り当てることでアクセスできるようになることがあります。
- 「ディスクの管理」を開く。
- 認識されないUSBメモリを右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」を選択する。
- 新しいドライブレターを割り当てる。
USBルートハブの電源管理設定の変更
USBルートハブの電源管理設定が原因で、USBメモリが認識されない場合があります。この設定を変更することで、USBメモリが正常に認識される可能性があります。
- デバイスマネージャーで「USBルートハブ」を右クリックし、「プロパティ」を開く。
- 「電源の管理」タブを開き、「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外す。
システムの更新
Windows Updateを実行して、最新のドライバーやシステム更新プログラムをインストールすることで、USBメモリの認識問題が解決する場合があります。
USBメモリのフォーマット
重要なデータがない場合は、USBメモリをフォーマットすることで、認識問題が解決することがあります。
- 「ディスクの管理」を開き、該当するUSBメモリを右クリックする。
- 「フォーマット」を選択し、指示に従ってフォーマットを実行する。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。