パソコンでEドライブが認識されない問題は、ハードウェアやソフトウェアの問題が原因で発生することがあります。本記事では、その主な原因と具体的な対処法について解説します。
目次
Eドライブが認識しない原因
Eドライブが認識されない背景には、いくつかの要因が考えられます。
ドライバーの問題
ストレージデバイスのドライバーが古かったり、破損している場合、Eドライブが認識されないことがあります。
ディスク管理の設定不備
Windowsのディスク管理でEドライブが正しく割り当てられていないと、認識されない場合があります。
ハードウェアの接続不良
ケーブルの緩みや断線、USBポートの不良などが原因で物理的に認識できない場合があります。
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ファイルシステムの破損
Eドライブのファイルシステムが破損していると、ドライブが未割り当てとして表示されることがあります。
BIOS設定のエラー
BIOS設定でストレージが無効になっている、またはUSBデバイスが正しく設定されていない場合があります。
Eドライブを認識させる方法
以下の方法でEドライブを再度認識させることが可能です。
デバイスマネージャーで確認・修正
デバイスマネージャーで問題のあるデバイスを確認し、必要に応じて修正します。
- 「Windowsキー + X」を押し、「デバイスマネージャー」を選択。
- 「ディスクドライブ」を展開し、不明なデバイスがあるか確認。
- 問題のデバイスを右クリックし、「デバイスをアンインストール」を選択。
- USB機器を再接続し、ドライバーを再インストールする。
ディスク管理でドライブ文字の再割り当て
ディスク管理でEドライブが未割り当ての場合、新しいドライブ文字を設定します。
- 「Windowsキー + R」を押し、「diskmgmt.msc」と入力してディスク管理を開く。
- Eドライブが表示されている場合、右クリックして「ドライブ文字の変更」を選択。
- 新しい文字を選択し、「OK」をクリック。
ドライバーの更新
デバイスマネージャーからストレージドライバーを更新します。
- 「デバイスマネージャー」を開く。
- 該当のストレージデバイスを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択。
- 「自動的にドライバーを検索」を選び、更新があればインストールする。
ハードウェア接続の確認
ケーブルやポートの状態を確認します。
- パソコンをシャットダウンし、Eドライブを接続するケーブルを確認。
- 別のポートやケーブルを使用して再接続。
- 再起動してドライブが認識されるか確認。
BIOS設定の初期化
BIOS設定を初期化してEドライブを認識させます。
- パソコンを再起動し、「F2」または「DEL」を押してBIOSに入る。
- 「Load Default Settings」または「Load Optimized Defaults」を選択。
- 設定を保存して再起動する。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
